『Metal Gear Online』開発スタジオが閉鎖
最新作『Metal Gear Online』の開発を担当したKonami Los Angeles Studio が閉鎖されたとの情報を、海外メディアが相次いで報道している。この情報はアメリカのゲーム会社 3D Realms の共同創設者である George Broussard 氏が Twitter にてはじめ報告したもの。
「KONAMI は小島プロダクションの LA 支部を閉鎖した。35 の仕事を請け負っていたがクリスマス直前に閉鎖する」
海外大手メディアのEurogamerは独自の情報源にて、この情報の確証を得たと報じている。LA スタジオが請け負っていた 20 以上の進行中の仕事も失われるとのこと。
Konami Los Angeles Studio は 2013 年に小島プロダクションの新たな支部として創設されたゲーム開発スタジオ。直近では『Metal Gear Solid V: The Phantom Pain』の開発を担当し、同作に含まれる「Metal Gear Online」の開発にも携わっていたことで注目を浴びていた。今回の件がどの程度 Metal Gear Online のサービスに影響を及ぼすのかは不明。
2015 年 3 月には KONAMI と小島プロダクションの関係が悪化していると報じられ、全ての Metal Gear Solid 作品から小島秀夫監督の名前が削除されるなどの騒動が発生。その一環として「Kojima Productions Los Angeles」は「Konami Los Angeles」へと名称が変更となっていた。
KONAMI は後に否定しているものの、最近では生みの親であった小島秀夫氏は 10 月 9 日に KONAMI を退社したと報じられるなど、今後も KONAMI と小島秀夫氏に関する波乱は続くと見られる。
Update: KONAMI は公式に Konami Los Angeles Studio の閉鎖を認めた。
via: GameSpot, Eurogamer, VG247, VideoGamer