KONAMI がメタルギアから小島監督の名を完全に削除
KONAMIとゲーム開発者らの関係が急速に悪化していることが伝えられる中、“メタルギア”シリーズのシンボルとも言える小島秀夫監督とその開発チーム“小島プロダクション”の表記が、最新作『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』のボックスアートから削除され話題を集めている。
最新の『Metal Gear Solid 5: The Phantom Pain』のボックスアートからは、本作の開発を行ったスタジオ”小島プロダクション”のロゴとそれまで記載されていた「A Hideo Kojima Game.」の両方が削除されていることが確認できる。
今年 3 月には KONAMI は小島監督と開発チームの名を、”メタルギア”シリーズのウェブサイトと既存作のマーケティング文章から削除し、同時に小島監督の開発していた注目作『Silent Hills』の開発中止を発表し業界に波紋を呼んでいた。
多くの動揺によって迎えられたこれらの騒動に対し、KONAMI は 5 月に一連の騒動が同社の内部体制の再編成に伴うものであり、両作品を KONAMI が軽視しているわけではないと現状を不安視したファンに向けて謝罪していた。
先日には”メタルギア”シリーズの声優を務める大塚明夫氏が「コジプロは解散させられてしまった」という投稿を行ったが、KONAMI はその真偽についてなんらコメントを行っていない。
『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』は PS4/Xbox One/PC 向けに 9 月 2 日に発売予定。