ニーアが中国で炎上中

他地域から遅れること約 1 カ月。ようやく東南アジア地域で発売が開始となった『NieR:Automata』だが、Steam ストアは現在炎上しているようだ。

4 月 27 日より中国や香港などアジア地域で発売開始となった NieR:Automata だが、アジア地域での発売を発表した公式フォーラムには、現在進行形で中指を突き立てた罵倒の言葉が様々なユーザーによって投稿され続けている。

その理由には言語サポートと価格の 2 点に関して、主に中国のユーザーに対する Nier: Automata の行動が影響しているようだ。

突然の 2 倍以上の価格上昇が原因

中国ストア価格の推移 – SteamDB

SteamDBに保存された価格の記録を見てみると、発売初日である 4 月 27 日における中国ストアでの販売価格は 199 人民元であったが、4 月 28 日時点では約 200%に上昇の 412 人民元での販売となっている。

海外フォーラムでは「高すぎる」や「Dota 2 の試合が終わってから買おうと思ったら値段が倍になってた」などの投稿が行われていた。

参考までに日本で NieR:Automata とほぼ同額の 8,100 円を定価としている『Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands』は中国向けには 248 人民元が定価となっており、割高感を与えていることが想像できる。

また NieR:Automata が中国語をサポートしていない点も少なくない中国ユーザーの不満を買っているようだ。

既に PlayStation 4 版のアジア版販売本数が 50 万本を突破するなどかなり好調だった本作、今回の PC 版の中国市場への展開でさらに大きく数字を伸ばすことが期待されていたが今回の騒動はどの程度影響するのだろうか。