ドラクエの”毒の沼地”は何の毒?

ドラッグオンドラグーンやニーアといった悲壮感あふれる作品で知られるゲームクリエイターのヨコオタロウ氏にかかれば、ドラゴンクエストの世界観すらも絶望の歴史を抱えた世界に変わる。

ドラゴンクエストシリーズについて思索していたとTwitter上で切り出したヨコオ氏は、ドラクエ世界における毒の沼地の特性からある仮説の解説を始めている。

ドラクエの毒の沼地とかあるじゃないですか。普通に考えれば防水性のあるブーツとかで平気なハズだけど歩くだけで毒になるっていう。という事は、皮膚経由で毒が吸収されたとか、皮膚そのものがタダレたとかじゃないんですよね。

皮膚接触によらず、呼吸器経由でもない

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ヨコオ氏によれば、単にブーツなどの防水性を持った装備ではダメージを防ぐことができない沼地の性質から、皮膚に接触することで人体に影響を与える種類の”毒”ではないと考察している。

皮膚接触によるダメージではないとした場合に続いて考えられる正体としてヨコオ氏は呼吸器経由によるダメージを挙げるが、ゲーム内で毒の沼地によるダメージを防ぐことのできる”ロトのよろい”が呼吸器を保護するフィルターなどを装着していないことからこの可能性を否定した。

次に考えられるのは呼吸器系から入る毒。これはありそう。一酸化炭素とか二酸化硫黄とか。でも「ロトのよろい」だけはダメージを受けない。ロトのよろいに呼吸器フィルターが付いてるとは考えられないので、揮発系物質も考えづらい。

そしてヨコオタロウ氏がたどり着いたのが放射線汚染によるダメージ。金属製であると見られるロトのよろいがダメージを防ぐ点に着目し、金属が防ぐことのできる放射線が毒の正体ではないかと推測するヨコオ氏。「つまりロトのよろいは放射線防護服」

ドラクエ世界は核戦争後の世界の可能性

ドラゴンクエストII

ドラゴンクエストII

毒の正体が放射線汚染によるものだとすると、ヨコオ氏はドラクエ世界の文化レベルが現代よりも低いことに説明がつき、現在とは全く異なるモンスターと呼ばれる存在にも説明が成り立つと語っている。

あそこに住んでる人の文化レベルが低いのは核戦争か原発事故が原因なんですよ。地形が今と違うので、多分核戦争。でも、そうすると、あの世界にいるモンスターって一体なんだって話に……あれ?こんな時間に来客が。ちょっと行ってき

そこまで語ったヨコオ氏だが、話の途中でこんな深夜にもかかわらず訪れた来客の様子を見に行ってしまったところで消息は不明となっている。

ヨコオ氏の新作に期待が高まる

ドラクエは剣と魔法にモンスターが当然のファンタジー世界なのだから、何となく毒の沼地もそういうものがあるのだと納得しそうになってしまうが、ヨコオ氏の妄想力たくましい推測によればドラクエ世界は相当に悲惨な人類の未来の姿になってしまう。

そんなヨコオタロウ氏が手掛ける最新作『NieR:Automata』は我々に一体どんな物語を見せてくれるのだろう。キャッチコピーの「これは呪いか。それとも罰か」に今から期待だ。

『NieR:Automata』は2017年2月23日発売予定。