AMD 派と NVIDIA 派の論争が殺人事件へ発展

ロシアで AMD と NVIDIA かの論争が殺人へと発展した。

多くの自作 PC ユーザーは CPU やグラフィックカードのチップメーカーについて、自身の選んだメーカーに特別な愛着を抱いているものだ。

宗教にも似た信仰心から、冗談交じりに宗教戦争などと揶揄される論争がフォーラムをはじめとする至る所で目撃されるが、ロシアで笑えない悲劇に発展してしまったことが伝えられている。

PC Gamerの報道によると、昨年ロシアに暮らす 37 歳の男性 Aleksander Trofimov は、グラフィックカードメーカーの AMD と NVIDIA に関する議論を友人の Evgeny Lylin と行った末に殺害したという。

二人はソフトウェア開発を共に行った仲間で、飲み会で会っていた際に AMD と NVIDIA のどちらがより良いクーラーを備えているかで意見を対立させ、険悪な雰囲気となった Trofimov が Lylin を刺殺し、3 日後に逮捕された。

裁判の結果 Trofimov は有罪となり、殺人罪によって懲役 9 年半が宣告された。彼は NVIDIA 派だったという。