The Division のプレイヤー減少が続いている

Ubisoft が満を期して発売し、発売初週に 3 億 3,000 万ドルを売り上げるなど様々な記録を塗り替えた『The Division』だが、そのアクティブプレイヤー数は日に日に減少を続けているようだ。

PC ゲーム界最大のプラットフォームである Steam のプレイヤー人数を解析するサービスSteamChartsによれば、Steam 上で最大同時プレイヤー人数が 113,877 人にも到達していた The Division の平均同時接続人数は、現在約 5,500 人といったところにまで低下している。

これは最盛期の約 95%のプレイヤーを失ったことを意味している。

PCGamesNによれば The Division は 2016 年 3 月の発売直後、Steam 上で最大プレイヤー人数第 3 位にまで浮上したが、現在の順位は 43 位に転落しているという。

本作はオンラインアップデートや新コンテンツの投入を精力的に行っていはいるが、減少に歯止めはかからず成長率はマイナスとなり続けている。

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Grand Theft Auto V や Fallout 4 といった他の大型作品の人口グラフと比較しても、比較対象の 2 作品は上手くコンテンツのアップデートによってプレイヤーの離脱を防いでいることが見て取れるが、The Division の状況は一方的な減少に見える。

Ubisoft は同作について今後も DLC パックによるコンテンツの拡充を計画しており、何らかのテコ入れが必要であることは明白だが、果たして巻き返せるだろうか。