元スクエニ社長からも「酷い仕打ち」批判メッセージ
元スクウェア・エニックスの社長を務めた和田洋一氏が、最近の KONAMI と小島秀夫氏の間での出来事に対して「酷い仕打ち」と批判している。
小島氏は先日開催された The Game Awards 2015″にて、自身が監督を務めた『メタルギアソリッド V』が賞を受賞するのにも関わらず、KONAMI 法務部によって出席を拒否された。
他にも 4 月には世界的な注目を集めながら開発が進められていた小島氏の新作『Silent Hills』は突然のキャンセルが発表されるなど、急激に KONAMI と小島秀夫氏との関係が悪化したニュースが相次いで報道されていた。
これらの一連の出来事に関して和田氏は自身の Facebook に投稿を行い「こんな酷い仕打ちってあるか!」と語った。
小島さんを存じ上げているだけに、こんな酷い仕打ちってあるか!と、言いたくなりますが、ここでは企業経営の観点から感想を。これはどう考えても企業にとってはマイナスです。家庭用ゲームから実質撤退という事は経営方針なのでしょうが、わざわざ世間を敵に回す意味はありませんよね。
一般的には、こういう事が起きるのは経営者不在の時です。企業全体をデザインして細部にまで気を配る司令塔がいないのではないかな。つまり意図してやっていない事こそが問題との印象です。
事務局に丸投げ。事務局は淡々と対応しているのでしょうが、自部署の感覚が世間とずれている事には意識がなく、結果として残念なことになる。
大きなお世話ですが、ここまでくると少し心配です。