KONAMIの新リーダーが示唆する同社の転換

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小島秀夫氏とギレルモ・デル・トロ氏が共同し制作を行うことで世界中から高い注目を集めていた最新作『Silent Hills』が突如KONAMIより開発中止が発表され、多くの衝撃を業界にもたらし制作続行を願う請願書まで提出されたことは記憶に新しい。

KONAMIが近年リリースしている『Metal Gear Solid: Ground Zeroes』やさらなる続編『Metal Gear Solid 5: The Phantom Pain』はPCをはじめ最新ゲーム機での発売が予定されているが、ここにきてKONAMIの関心は従来のプラットフォームから移り変わっているようだ。

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「これからのゲームプラットフォームはモバイルが中心になり、お客様の利用動向を見ながらゲームを発展させていく『運営型』のビジネスになるだろうということを強く感じていました。アーケードゲームも家庭用ゲームも、カードゲームも、『モノ』を売ることから『コト』を売っていくことにシフトしなくてはいけない」

2015年4月1日、KONAMIの新たな代表取締役社長に就任した早川英樹氏は、メディアへのインタビューに今後のゲーム業界の展望を語っている。モバイルゲーム『ドラゴンコレクション』を大ヒットに導いてきた経歴を持つ早川氏はこれからの主流はモバイルへと移行すると語り、KONAMIの大きな転換を示唆した。

また早川氏は「ゲームソフトをパッケージでお買い上げいただいたお客様も潜在的な課金モチベーションは高い」と分析し、どこを修正すればどの数値を上げていけるかというのはだいたい分かっているとして、さらに成長していけるチャンスがあると語った。