PC版『Bloodborne』を求める請願書に数万人規模の署名

オンライン上で署名を集めるChange.orgにて、PS4向けに独占販売されている『Bloodborne』をPC向けにも発売を求めるフロム・ソフトウェア宛の請願書が25,000人以上の署名を集め、その規模から今後の動向について注目を集めている。

しかし請願書の宛先となっているフロム・ソフトウェアは『Bloodborne』の開発スタジオではあるが、ゲームの販売権を握っているのはソニーであるため、その効力は疑わしい。

独占販売は悪なのか?

消費者としてのゲーマーからみた理想の世界では、どのプラットフォームを所有するかにかかわらず、全てのプラットフォームにおいて同等のゲーム体験が提供されるべきである。今回の請願書が企画された根底にも、特定のプラットフォームにおける独占的販売がその理想を妨げる障害であるという感覚が潜んでいる。

パブリッシャ傘下のゲーム開発会社は通常ゲームの好調な滑り出しを要求され、ビジネス的な観点から見ても独占性は重要である。

独占のおかげで発売にこぎ着ける事例

Wii U向けに独占販売された『ベヨネッタ 2』を例に挙げれば、今回の『Bloodborne』と同様に多くの人々が他プラットフォームへも販売するよう求めたが、開発元のプラチナゲームズは他パブリッシャからは十分な関心を得られず、任天堂の援助無しでは完成まで至れなかった可能性に言及している。

このことから『Bloodborne』がPS4向けに独占で販売されることについて確かに他プラットフォームの所有者は不運であるが、一般消費者にはゲームの開発段階における背景やソニーとの関連性が明かされておらず、平等な権利が損なわれたと声を上げることは必ずしも正しくはないと言える。

企画された請願書には「全ての人が平等にゲームを体験できるべきであり、特定の人々が無視されてしまうことは公平ではない」と書かれているが、必ずしも独占販売が悪ではないことを消費者も覚えておかなければならない。

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