「ある男が奪われてしまった時間を取り戻そう」、小島秀夫氏への祝福と明かされるKONAMIの仕打ち

イベントの主催者であるGeoff KeighleyはINDUSTRY ICON賞を受賞した小島氏に対して、惜しみない称賛の言葉を贈った。

小島秀夫氏が念願のTGA授賞式へ登壇

小島秀夫氏に対するKONAMIの仕打ちに改めて批判が集まっている。

昨年開催された”The Game Awards”にて、受賞していた小島秀夫氏は当時不仲となっていたKONAMIに、イベント出席を拒否させられ欠席となったことは記憶に新しい。しかし、独立を果たした今年の授賞式ではINDUSTRY ICON賞を受賞し無事に出席を叶えることが出来た。

受賞した小島氏を紹介する際、イベント主催者であるGeoff Keighleyは「我々は去年のあの時へ戻る必要がある。ある男が奪われてしまった時間を取り戻すんだ」とスピーチを行い、昨年の出来事を振り返りつつ小島氏をステージへと招いた。

登壇した小島氏は「去年、私は全てを失ったと思いました。しかし、そうはなりませんでした。あなた方のサポートに感謝します」と述べ、感極まった様子を見せていた。

KONAMI独立直前、小島氏は社内で隔離されていた

その授賞式に関連して、Keighleyが去年の小島氏の状況を明かした。

「彼があのような状況下でやり遂げたという事実は偉大だよ。彼は最後の6か月間において開発チームとは別のフロアに隔離され、会話することも禁止されていたんだ。開発チームと話すためには、誰かを経由しなければならなかった。そういう状況でやり遂げたんだ」

glixelがKeighleyに行ったインタビューにて『メタルギアソリッドV』の開発末期である最後の6か月間、小島氏はKONAMIにて開発チームから隔離されていたと語っている。

小島氏は現在、KONAMIから独立を果たし『Death Stranding』の開発を行っている。