暴力ゲームの規制を求めた上院議員、武器密輸で懲役刑

アメリカ元上院議員Leland Yeeが政治汚職と武器密輸の罪で懲役5年を宣告された。

Yeeはテレビゲームの暴力表現に対する規制推進派として知られており、アメリカおよびカナダにおけるレーティング機構ESRBに対してより厳しい規制を行うよう求めていた人物だ。

GameSpotの報道によれば、アメリカ地方裁判所判事のCharles BreyerはYeeに判決を宣告する際に、民主主義に対する重大な背任であり政府機関に対する侮辱だと強く批判している。

現実で汚職と反政府組織への武器供給

Leland Yee

Leland Yee

Yeeは自身の罪を認め「恥ずかしいことをした」と更正のチャンスを望んだものの拒否されている。

検察はYeeが、彼への資金提供を名目とした現金のバッグ(bags of cash)を受け取ったことを潜入捜査を行っていたFBI捜査官が確認したと主張している。

武器密輸の罪に関しては、Yeeが資金と引き替えにフィリピンにおける反政府組織に対して強力な兵器(high-powered weaponry)の密輸を手配していたと主張されている。

Yeeは2014年3月にサンフランシスコにて行われたおとり捜査の一環で逮捕されており、数年前よりFBIは秘密裏に捜査を進めていたという。

これらの事件が明るみに出る前、Yeeは2012年に発生したバージニア工科大学銃乱射事件など複数の銃乱射事件とゲーム産業を結びつけ批判的な言動を繰り返していた。