PC向けパッケージ版にゲームデータは含まれず。

小島秀夫監督の最新作『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』のPC向けパッケージ版を購入しようとしているユーザーは、どうしても本当に購入するのはパッケージ版でなくてはならないのかを、よくよく再考した方が良さそうな情報が海外メディアにて報じられている。

パッケージ版をいち早く手に入れたユーザーがディスクの容量を確かめたところ、なんとわずか8.78MB

FveZeBfiQzmD

スクリーンショットよりも容量の小さいゲームがあったし、最近の圧縮技術は凄いなぁ」なんて事とはもちろん違う。パッケージ版の物理ディスクに含まれているのは、ゲーム本体とは直接的には無関係のSteamクライアントのインストーラーのみだ。

つまりネット回線に自信が無いユーザーが少しでも早くゲームを遊びたいと思ってパッケージ版を買ったとしても、待っているのはSteamのインストーラーのみであり、どちらにせよゲーム容量である28GBを全てダウンロードする必要があるということだ。

パッケージ版であるが故にプリロードさえ出来ず、特にこれといったメリットは見つからない。もし不運なことにパッケージ版の購入を取り消せない段階に来てしまったユーザーは、ダウンロードの待ち時間中、復習をかねて前作”Ground Zeroes”をプレイするのが得策だろう。

とはいえゲーム本体を購入したのにゲーム本体は入っていないという、PCゲームでは割と珍しくない摩訶不思議な現実。Steamのインストールディスクに8000円ほど払っているような気がしてくる光景はPCゲーマーしか味わえない不思議な醍醐味として、家庭用機ゲーマーに語ることが出来るのかも知れない。

パッケージ版『MGSV: TPP』という謎について

なおPC向け『MGSV: TPP』は欧米や日本などデジタルゲーム市場が成り立つ国では、ダウンロード版のみの販売となっており、一部のユーザーは「PC向けパッケージ版とは?」と疑問に思ったかもしれない。先述したように日本では本作はPC向けにはダウンロード販売のみとなっており、現状ではパッケージ版を入手するためには、物理媒体が寡占状態となっている一部の国で求めるしかない。

ある意味でパッケージ版を入手しているユーザーは幸運なのかも知れないが、デジタル販売が成り立たないほどインターネット回線の水準が低い国であればこそ、パッケージ版ディスクにゲームデータを封入する意味が増すと感じられるが、PCゲームの不思議なところではある。

via: PC Gamer, Twitter, VG247, GamingBolt