人類の進化の歴史を追体験

“Assassin’s Creed”シリーズ制作スタッフの一人であるPatrice Désilets氏が、自身の関わる次回作『Ancestors: The Humankind Odyssey』を発表し注目を集めている。本作は物語主導のエピソード単位でのリリース方式を採用した、アクションアドベンチャー要素とオープンワールドサンドボックス要素を兼ね備えた作品になるという。

Désilets氏がGame Informerに対して語った内容によると、現在彼らのチームでは他のエピソード式の作品につきまとう限られたプレイ時間の問題について、いかに改善するかを検討している最中だという。

エピソード単位リリース方式の作品の多くでは、一度プレイヤーが物語を体験してしまった後ではリプレイ性が乏しくなってしまうだけでなく、プレイヤーがシリーズが完結する前にプレイを放棄してしまうことが開発者達の頭を悩ましてきた。

この問題に対して『Ancestors』が見いだした回答は、次エピソードが登場するまでの間、プレイヤーにナラティブな体験をもたらすオモチャをゲーム内で与えることだという。例えば原始人であった頃の人類が火の有効性に気づくことがゴールであった時、ゴールにたどり着いた後プレイヤーに提供されるのは、火をいかにして使うことが出来るのかの模索とそれによる生存競争、そして子孫へその知識を引き継ぐこととなる。

143747140101

戦争ではなく、人類の文明と生存にフォーカス

『Ancestors: The Humankind Odyssey』では様々な人類史上を行き来することとなり、プレイヤーはそこで人類が進化を果たす重大な局面に立ち会うことになるという。本作では20以上のシナリオをプレイすることが可能になる予定で、その内容は例えば動物たちを家畜とすることであったり、ペニシリンの発見だったりするとのこと。

人類がこれまで経験してきた戦争や暴力といった戦いの歴史を扱うのではなく、人類の文明と生存にフォーカスした作品になるとのこと。

「本作であなたは種族としての人間に立ち返ることとなる。これはあなたの物語だ」

多くのハリウッドスタッフらが参加し制作に関わる『Ancestors: The Humankind Odyssey』。これまで多くのゲーマーを虜とした『Day Z』や『Minecraft』といったオープンワールドの傑作の次なる選択肢として、良質な世界環境を提供したいとDésilets氏は語っている。

via: EuroGamer