1940年代に打ち棄てられた廃病院を舞台

ゆっくりと蝕む恐怖体験、打ち棄てられた1940年代の精神病院を舞台にしたホラーアドベンチャー『The Town of Light』。酷く日に焼け荒れ果てた内装と荒廃した通路の数々、廃病院に潜む謎を解き明かしそこに潜む幽霊から逃れることになるという。

開発者達が実際にイタリアのトスカーナ州ボルテラの地を訪れ、古い廃病院を取材し再現したゲーム内の舞台は、ただ歩くだけでもリアルで不気味な仕上がりとなっている。

公開されたゲームトレイラーは以下から。

既にホラー演出の中では決まり文句となってしまった精神病と超自然的な恐怖の創作は、あまり繰り返されるべきではないとされるものの、今週開催されたイベント「Develop:Brighton」にて開発者が語ったところでは、開発チームは興味本位で題材を選んだわけではなく、注意と敬意を払って取材し作品としたとのこと。

前世紀には現実に精神病院で行われていたことのある容赦のない非人道的な処置などを描き、患者達が味わった苦悶と痛みを本作では描くという。

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『The Town of Light』では精神病院に収監されていた1人の女性の歴史を追うことになる。本作のあらすじによれば、病院に残された謎を解きながら彼女の過去を体験することになるとのこと。

近年ではホラー要素として精神病を題材とする際の扱いが問題視されることのある中、本作では開発者自らがそういった懸念に対して言及するなど、ゲーム業界における精神病の扱いに対する意識の変化がゆっくりとではあるが確認された。

本作はホラー作品としても人の権利に対する意識の変化としても、二つの面から注目の作品となりそうだ。

『The Town of Light』は現在Steam Greenlightにて公開されている。

via: PCGamesN