中東の歴史を見つめるきっかけとしての作品

中東諸国にはこれまでゲームにおいて特によく扱われてこなかった歴史が存在する。

問題は、中東が情勢の不安定な戦場として描かれること以上に、主人公が欧米出身のキャラクターでなければ、中東に実際に住む人々には何一つとして声の発信さえ許されてこなかったことにある。

今回発表された新作『1979 Revolution』では、現実に起こった1979年2月のイラン革命を舞台としたアドベンチャー作品となっている。法学者たちを支柱とする国民の革命勢力が、モハンマド・レザー・シャーの専制に反対し政権を奪取した社会的変動を描くとのこと。

1979 Revolution』ではプレイヤーの選択が、その後の人物達の運命に直結する判断を迫られることとなる。1970年代の映画撮影技法などを再現し、舞台となるテヘランの地を探索するなどし、これまで伝えられてこなかった中東について、ナラティブな体験を提供するという。

イラン革命を描く『1979 Revolution』を通してプレイヤーがどのような意見や感想を持つのか、現在までに続くイランの情勢不安を考えるきっかけになることを、デベロッパーのiNK Storiesは期待しているとのこと。

『1979 Revolution』は今秋リリース予定。

イラン革命は、イラン・パフラヴィー朝において1979年2月に起こった革命である。亡命中であったルーホッラー・ホメイニーを精神的指導者とするイスラム教十二イマーム派(シーア派)の法学者たちを支柱とする国民の革命勢力が、モハンマド・レザー・シャーの専制に反対して、政権を奪取した事件を中心とする政治的・社会的変動をさす。民主主義革命であると同時に、イスラム化を求める反動的回帰でもあった。
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ソース: PCGamesN