Steam返金制度はインディータイトルにとって致命的

Steamが「購入から14日以内でプレイ時間が2時間以内」のゲームに限り返金に応じることを発表

Steamの発表した新たな返金ポリシーが、インディーゲーム開発者に致命的な損害を与えている可能性が指摘されている。

インディー開発スタジオのQwibooとPuppygamesがSteamの新返金ポリシーが公開される以前と以後の売り上げを比較したグラフを用いてその問題点を指摘している。まだ新たな制度は始まったばかりであり、結論を出してしまうのは時期尚早ではあるが、多くのゲーマーが返金制度をゲームの無料テストとして利用し、Steamはその濫用を取り締まれていない可能性が見えてきた。

QwibooはSteam上にて約9ヶ月の間$1.99で販売されている『Beyond Gravity』の売り上げグラフを公開している。

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Steamが返金ポリシーを発表した直後の3日の間に、18個販売された内の13個が返品リクエストされており、これは購入者の72%が返金を求めている計算となり、Qwibooによればこれまでこのような事態は起こったことがなかったという。

Qwibooは返金制度は用意されるべきとしながらも、2時間プレイする前ならば返金を受け付けるという条件は数十時間のゲームプレイを必要とするAAA級タイトルにとってはダメージとならなくとも、比較的ゲーム内容の短いインディータイトルにとっては致命的となり得ると主張している。

PuppyGamesもQwibooと同様にSteamの新返金制度が開始されて以降、売り上げが急落したとグラフを公開している。

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Steamが今後返金ポリシーに対してどのような対応を行うのかは不明だが、プレイした時間に応じて返金を行うのかを決定するのならば、$2のゲームでは30分ほど、$30のゲームでは1時間ほどと、そのゲームの価格に応じてその時間を変更すべきだと指摘が行われている。

ソース: DSOG