ゲーム業界の各ハードの市場規模予測

ゲーム業界は現在、家庭用ゲーム機の盛り上がりだけではなくPC市場の盛り上がりと共に黄金期を迎えている。

ゲーム体験の向上を目指す非営利機関The Open Gaming Alliance (OGA)が市場調査会社DFC Intelligenceと共同して行ったゲーム産業の今後の動きについての調査結果を報告している。

OGAが報告した内容によると、今後数年間はコアゲーマー層がPCゲーム市場の成長を後押しし続ける予測だという。

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上記のグラフでは、家庭用ゲーム機/PC/携帯ゲーム機/スマートフォンに分類されたそれぞれの市場規模について、過去数年間の記録と今後数年間の予測が示されている。グラフからはPC市場の安定した推移と家庭用ゲーム機の根強い成長が見て取れる。

DFCに所属するアナリストのDavid Cole氏が、PC市場の安定した推移の理由を語っている。「PC市場の大きな成長は、純粋な実態的人口統計学によって引き起こされる」とCole氏は述べる。PCで遊ぶことを主要な娯楽とする層が常に一定数存在するためだという。

近年のアジア圏における購買力の増加した消費者層の出現と、ゲームプラットフォームとしてのPCの成功がPC市場を後押ししたと語るCole氏は、アジア圏外においても多くの潜在的な市場成長要因があるという。

「現在、我々はアジア圏外における市場成長要因としておよそ潜在的なPCゲーマーが8,600万人存在していると推定している。彼らはソフトウェアにお金を掛けるだけではなく、ゲームをプレイし録画するために高価な機材を買い揃えることで市場規模を後押しする」

OGA役員のMatt Ployhar氏はF2Pスタイルと少額課金の流行、通信技術の発達に伴うPCの社交的なツールへの進化、また一部ではeSportsの盛り上がりもPC市場がトップに君臨し続ける理由だと語り、「Steam」を擁するValve社と『League of Legends』を持つRiot Games社を今後も目を離すべきではないゲーム業界の先駆者として挙げた。

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ソース:Examiner.com, TheOpenGamingAlliance