過剰なアンチ行為「SWATting」が深刻な問題に

先日、人気YouTuberのゲーム実況配信者が虚偽の警察への通報によって60,000人の視聴者の前で警察部隊によって襲撃されるなど、「SWATting」と呼ばれる実況配信者への嫌がらせ行為が深刻な問題となっている。

一部ではSWATting行為を集団的に行う「SWATer」と呼ばれる人々が存在しているともいわれているこの問題は、銃社会であるアメリカでは一歩間違えれば死傷者が出かねない非常に危険な行為であり、逮捕者も出ている社会問題となっている。

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Brandon Willson | photo from Will County state’s attorney’s office

2015年2月5日に逮捕されたのは”Famed God”として知られるネバダ州ラスベガス在住のゲーマー・Brandon Willson容疑者(19)。2014年7月10日、イリノイ州ネイパービルの警察へ「殺人事件が発生している」と虚偽の通報を行い、警察特殊部隊を出動させた容疑で逮捕された。

虚偽の通報によるこの悪質な悪戯行為は、警察のSWAT部隊の出動に繋がることから「SWATting」と呼ばれ、イリノイ州では今後このような悪戯行為を厳罰化する法整備の検討が行われている。

検察によればWillson容疑者については、SWATting行為の他にもコンピューターの不正操作や脅迫などの治安紊乱行為による余罪を追及するほか、懲役最高5年が予想されるという。

たとえ軽い気持ちの悪戯であったとしても、重大な罰則が科せられることのあるSWATting行為。懲役5年の刑罰は重すぎるだろうか、それとも軽すぎるだろうか。ゲームについての冗談を通報され投獄されたJustin Carter氏の事件など、ゲーマーだけでなくインターネットに絡んだ犯罪についての取り扱いにはまだまだ議論が必要となるだろう。


ソース:GameZone, ChicagoSunTimes