専用モジュールが必要なはずがドライバのみで動作し騒動に

GTX 970 3.5GB VRAM問題
GTX970の性能が大幅に低下する問題に続いて、NVIDIAへさらなる疑惑が噴出し話題となっている。

NVIDIAが「VSync」に変わる新技術として発表していたディスプレイ同期技術「G-SYNC」に対し、虚偽の内容が含まれているのではないかと海外メディアが報じている。

「G-SYNC」機能は専用のモジュールを搭載したデバイスでなければ動作しないとされており、そのため同機能を搭載したディスプレイなどの機器は、機能を搭載しない機器に比べ価格面などで差別化が図られている。

しかし、ASUS Nordicのサポートが先日、G-Syncをサポートする機能が含まれた内部用ドライバ346.87を、不注意によって外部へ漏らしていたことが判明した。同ドライバはG-Syncとは全く無関係の問題を解決するためのドライバとして公開された。

海外メディアによれば、担当者はG-Syncをサポートする機能が含まれていることを知らなかったのでは、と報じられている。

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問題のドライバを適用したユーザーには、「G-Sync対応ディスプレイへ接続」のポップアップが表示された。このユーザーが使用していたPCは「ASUS G751」とのことで、G-Sync対応はしていない。

ROGフォーラムにて問題のドライバが公開されていたが、すでにドライバのダウンロードリンクは消失している。

PCPerspectiveが行ったG751の分解調査では、G-Sync機能のために必要とされていた専用モジュールの存在は確認されなかったとのこと。また、単なる表示のバグを疑い動作チェックをPCPerspectiveが行ったところ、問題なく動作していたという。

NVIDIAがユーザーに対し要求していた新機能のための上乗せ価格は、一体何への上乗せであったのか、疑問が投げかけられている。

ソース:VideoCardz, PCper