ゲーマーも注目すべきWindows 10の新機能を解説。

Windows 10の登場によって生じる大きな変化の1つは、製品カテゴリによるOSの違いがなくなることだ。Windows 10では現行のWindowsストアアプリをUniversal appsに移行させることで、PCとスマートフォン、Xbox Oneで、同じアプリケーションが動作する環境を実現しようとしている。

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既報の情報ではあるが、Windows 10ではスタートメニューが復活し、Windows 7までのスタートメニューとWindows 8.xのスタート画面を組み合わせたものが提供される。キーボード/マウスによる操作モードとタッチパネルによる操作モードを切り替える機能も導入される。

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もう1つ大きなユーザーインタフェースの変更が、「チャーム」に代わって導入される「アクションセンター」である。アクションセンターには、連絡先の情報やSkypeの通知、そのほかアプリケーションの通知やOS機能へのショートカットといったものがまとめて表示されている。いうなれば、チャームの機能にAndroidの通知領域にあるような機能をまとめて、見やすいデザインで表示するようにしたもの、といったところだろうか。

Xbox Oneの機能を取り込む「Xbox App」

ゲーマーにとって注目の新機能「Xbox App」が発表された。Xbox Liveの機能をWindows 10上で可能にするものだが、搭載する機能はそれだけに留まらない。

とくに注目すべき点は、PC上でプレイしているゲームの映像を録画する機能「Game DVR」が実装されたこと。Windows 10搭載PCでは、ゲーム中にゲーム画面を録画したり、録画映像を編集したりといったことが可能になる。随時30秒分の映像が録画され続けており、録画操作をするとそれを保存できるという。ユーザーの操作でより長時間の録画を行うことも可能だろう。

同種の機能を実現するGeForceで使える録画機能「ShadowPlay」と比べたときに、どのような利点があるのかはまだ不明。

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Xbox Appが備えるもう1つの重要な機能が、Xbox One上で実行されているゲームをストリーミング配信してPC側でプレイできるようにする「ゲームストリーミング」

ゲームをストリーミング配信する機能といえば、PlayStation 4の「リモートプレイ」がある。しかし、リモートで操作できる端末はPlayStation Vitaなどに限られていた。それに対して、Xbox Oneのゲームストリーミング機能ならWindows 10を搭載したPCがあればいい。

イベントではわずかに言及されただけであったが、「DirectX 12」の搭載もゲーム面におけるWindows 10の大きなポイントとなる。DirectX 12の特徴は基本的にはマルチコアCPUやGPUの性能を効率的に引き出してゲームの実効性能を改善するもの。

さらばInternet Explorer

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Windows 10ではWebブラウザも一新され「Project Spartan」と呼ばれる新Webブラウザが搭載されることになった。

Webページに注釈を付ける注釈機能や、左右のメニューを非表示にして本文だけを読みやすく表示するリーダー機能といったものが搭載されるという。

どうだろうか、Windows10。

Windows 7と8.1の利用者は、Windows 10の発売後1年間に限り無償でアップグレードが可能だそうだ。
なかなかに魅力的なサービスだとは思うが、OSの移行は1年ほどは様子見が定石。

AppleやGoogleがOS分野などで台頭してきたことに対する反撃を狙うWin10はどんな評価を受けるだろうか。

以前AMD関係者がWin7ではDirectX12に対応しないと話していたりするので、7からの移行はDirectX12がどのような仕上がりになるのかなどで判断した方が良さそうだ。無理に急いで乗り換えて、ゲームが動かなくなってしまうのも怖い。

新OS「Spartan」、WEBデザインなどを少しでも触ったことがあると歴代IEのおかしな挙動には頭を抱えたくなる。ライバルであるChromeやFirefoxと同等の挙動を最低限実現してもらわないと、シェアの獲得は厳しそうだ。