eSports競技化したDayZが開拓する新たな分野

以前、『Arma 2』がゲーム専門配信サービスTwitchにて『Dota 2』や『League of Legends』に並ぶほどの人気を獲得していたことを知っているだろうか。それ程までにゲームが人気となったのは、いまやスタンドアロン版が販売されるほどに人気となった『DayZ』というMODと、さらにそれを発展させeSports競技性を高めた『Survivor GameZ』というMODの存在があったからだ。

シビアなゾンビサバイバルMOD『DayZ』をベースに、それを競技化し「The Hunger Games」のように、30人のプレイヤーを一つの島に集めて殺し合いをさせ、最後の勝者が残るまで殺し尽くさせる『Survivor GameZ』。


『Survivor GameZ』では、プレイヤーはちょうど映画「The Hunger Games」や「バトル・ロワイアル」のように一人の生存者となるまで、ゾンビのはびこる世界で生き残り、互いを殺し合うための武器を見つけなければならない。

ゲームの舞台となる120km²もの広さを持つ島では、たった30人のプレイヤーが隠れるには広すぎる。そこでゲームでは参考にした映画のように、時間毎に地図上の特定のエリアを閉鎖していくことでプレイヤーの行動範囲を狭め、常に移動と緊張を持続させるシステムを構築した。

さらにゲーム内ではプレイヤーの動きを活性化させるため、プレイヤー毎にヘリコプターの墜落や盗賊のキャンプ、自警団などが絡むストーリーラインを提供しゲームに動きがもたらされるという。

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『Survivor GameZ』の戦いの模様はTwitchなどで中継され、60-70,000人の前で生存者たちの戦いが実況されている。

初のイベントとして開催された公式実況では数千人以上の観客が視聴に押し寄せ、イベントの後ではRedditなどで各生存者が何故生き残れなかったのかなどについて議論が交わされていたと、開発者の一人であるHicks氏は語る。

現在、多くの反響によって開発チームの規模が大きくなりつつある『Survivor GameZ』では、天候やさらなるゲーム内イベントなどの拡張に向けて行動していく予定だという。

サバイバルゲームのeSports化という新たな分野の開拓を始めた『Survivor GameZ』。

これまで映画や小説の中でしか見られなかった世界が、徐々に現実のものとして再現され始めている。新たなカタチを見せ始めたゲーム業界の姿は今後どうなっていくのだろうか、Hicks氏は「2015年は面白い年になる」と語った。

ソース:PCGamer