PCゲーミングの復権

Play Station/Xbox/PC、ゲーム・プラットフォームの序列は変化しつつある。これまで家庭用ゲーム機はゲーム業界における王者として君臨し続けてきた。しかし、ここにきてPCがゲーム・プラットフォームとして復権を果たしつつある。

Wessel Minnie氏は、PCはその追随を許さない描画性能と、処理能力をもって家庭用ゲーム機を今なお牽引し続けていることを挙げつつ、世界中でゲーム・プラットフォームとして普及しつつあると説明し、問題は今後PCが王者となり、家庭用ゲーム機の黄金期を再現できるかにあると話している。

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マーケティングコンサルタント会社・Jon Peddie Researchが発表したゲーミングハードウェア市場に関する市場調査では、2014年のPCゲーミングハードウェア市場が、家庭用ゲーム機ハードウェア市場の倍となる215億ドル規模と報じられた。

インディーやVR技術、ハイエンドな体験を求めての高価格なグラフィックパーツの購入増加などによって市場規模を増加させつつあるPCゲーム市場は、PS4やXbox Oneら次世代ゲーム機の発売にあっても成長を続けている。

『StarCraft II』『Dota 2』『League of Legends』といった作品は、数百万人以上ものユーザーを抱えている状態だ。

家庭用ゲーム機が独占タイトルとして保有するタイトルと同じくらい、PCというプラットフォームにも大作はそろっている。多くのユーザーの拠点となるSteamのようなサービスの巨大さは、世代が変わる毎にハードの買い換えが必要な家庭用ゲーム機では追い抜く事が困難だとし、Wessel Minnie氏はいつの日かプラットフォームが合流される事を願っている。

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世界規模で見るとPCゲーム市場は成長を続けているが、いくつかの国々では市場規模は低下しつつある。いくつかの国々でPCが不調である中、家庭用ゲーム機は南アフリカにて急成長を果たした。

南アフリカのような発展途上国が、市場として成長する可能性は大きく残っている。家庭用ゲーム機が行き詰まっているわけではないのだ。PCと家庭用ゲーム機の勢力図が数年先どうなっているのかは誰にも予測がつかない。

PCゲームが市場を牽引している状態である事は疑いようがないが、モバイルゲームの台頭や発展途上国への急速な普及など、様々な要素がゲーム業界には存在している。5年後の遊びの形は一体どうなっているのだろうか、あなたはどのようなゲームスタイルを望むだろうか。

ソース1, ソース2