『ボダラン』ローカライズ担当者に聞いた「発売時期と翻訳の質はトレードオフ」

いわゆる“洋ゲー”であるボーダーランズシリーズ。プレイしたことのある方はご存知のとおり、他ではあまり見られないかなり独特の日本語版となっています。「はっちゃけた」という表現がふさわしい翻訳がどのように行われているのか、意外と知られていないところかもしれません。

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まず英語のテキストを別の担当者が日本語に翻訳し、その日本語と原文を照らし合わせながら日本版のテキストをつくるという作業工程。日本版であれだけはっちゃられたのは、英語版自体がそうだったからで、実は「それほど変えていない」とも。前作のDLCで放たれた「海賊女王に、私はなる!」というあの漫画を彷彿させるセリフも、英語からそれほど外れてはいないそう。

矢野氏によれば「発売時期とローカライズの質は、トレードオフです」。以前は、海外作品が日本に到着するまでにインターバルがあり、そこで贅沢で質の高いローカライズが行われていたこともありました。現在は、同時発売が当たり前のように期待されており、そうなると映像がない状態での翻訳作業となり、おのずから翻訳の質に影響する、という状況。

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本当のところは、質を求めるなら「海外発売から三ヶ月くらいが一番いい」とも。なお今回のプリシーでは、2K Australiaが開発に参加していることもあって、英語がオーストラリア訛りに! これはどういう意味なんだ、なんて言ってるんだ、と日本だけでなく、各地のローカライズで「阿鼻叫喚だった」そう。

ローカライズの質と発売時期の関係については、ユーザーとしては「早く遊びたい! けど翻訳もちゃんとしてほしい!」 というのが本音でもあり、難しいところもあります。とりあえず、出来たものを楽しく遊ぶのが我々ユーザーのできることかも。

ボーダーランズは洋ゲーの中でも、最近の中では特に翻訳の質が高いよね。
面白い翻訳繰り出してくれるあの会社のおかげで引き立っているだけかもしれないけど。

明らかに作品の内容とあっていないような(「mother…」の訳とか)、
そういうのが出るくらいなら以前みたいに発売時期をずらしてほしいよね。

「全力でローカライズ!」みたいに何バージョンも吹き替え版とか発売するくせに、
価格も高くつり上げられているくせに、機械翻訳みたいなのを売りつけられるくらいなら、さ。

なんとかならないかなぁ~。