『WORLD END ECONOMiCA episode.01』

人気ライトノベル『狼と香辛料』などで知られる支倉凍砂氏が脚本を手がけるノベルゲームWORLD END ECONOMiCAがSteamにて配信開始となった。 本作は「月面の株式市場を舞台にした、夢を追いかける少年と少女の物語」で、三部作構成の金融冒険ビジュアルノベルとなっている。

4Gamerの記事によれば「選択肢のない一本道のノベルゲームで,純粋な意味でのゲーム性は低いが,さすがは支倉氏とうならされる緩急自在のシナリオ展開」となっていて、デイトレーディングによる息詰まる攻防の描写が見せ場とのこと。

月への移民が腰を落ち着け、十六年余りが経った頃。
月で生まれ、月で育った少年ハルもまた、見果てぬ夢を見ている一人だった。
未来の月の株式市場を舞台に、支倉凍砂が新たな世界を描き出す期待作、ついに始動!
商品紹介より
<

kamia氏の紹介「剣も魔法もない、数字による戦いの世界で描かれるボーイミーツガール」で、“株取引”が物語の主要素となる本作について、「どのタイミングで売るか・買うかといった緊張がワンクリック毎に高まっていく」としていて、取っつきにくそうなジャンルながら、普段から接していない人ほど逆に興味が沸いて魅力的に感じる作品と評している。

べすと氏のレビューは「さすがプロと言うべきか、ストーリーの練り込み具合はすごい」で、「この時間・金額でここまで楽しめるのなら、神作に認定してしまってもいいように思う」と絶賛。huyukiitoichi氏のレビューは「キャラクタが誰も彼も魅力的」で、みなそれぞれに自分の信念と戦いがあって、それが男も女も魅力的にしている、と登場人物たちの魅力を語っている。

4Gamerの紹介は「ハートウォーミングなだけではない,現実世界の厳しさとトレーディングの残酷さ,大人の世界の汚さ」を描いた作品と評価していて、公式ブログでは「支倉凍砂といえばこれじゃないか」と猫耳パッチを配布していたりもする。株取引や商取引という要素を上手く描写し惹き込んでくる支倉凍砂氏の新作、少しでも興味がわいたのならぜひプレイしてみてもらいたい作品となっている。

狼と香辛料 (電撃文庫)
支倉 凍砂
メディアワークス
売り上げランキング: 23,277