「プレーヤーはプロットを覚えていない」―ベテラン開発者が明言
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Riot Gamesのナラティブ・リードTom Abernathy氏とMicrosoft Game Studiosのデザイン・リードRichard Rouse III氏がGDCにて「三幕構成に死を」と題した講演を行い、ビデオゲームにおいては、プロットよりもキャラクターやプレーヤー体験に尽力すべきであると語った。

この講演で両氏は、殆どのプレーヤーはキャラクターには感情移入するものの、プロットに注意を払っていないとする調査結果を示した。Microsoftが行ったという調査結果を基に、両氏は「好きな映画のプロットについては詳細を正確に語ることができる。好きなテレビ・ドラマのプロットについて聞かれると、詳細を正確に語ることができる。しかし、好きなゲームのプロットを尋ねても、正確な答えは返ってこない」と結論付ける一方で、キャラクターに関してはその限りではなく、キャラクターはプロット上で果たした役割とは関係なく、プレーヤーの記憶に残りやすいとしている。

調査結果は、ゲームプレー・イベントもプロットと結び付いている場合は記憶に残ることを示しており、両氏はその理由をゲーマーはゲームプレーに神経を注いでいるからであると説明している。他にやることがある場合、ゲーマーには複雑なプロットや物語を追う余裕がないと指摘し、ビデオゲームは映画やテレビ、小説とは異なり、プレーヤーは単なる傍観者以上の存在であるとしている。

「統計的に、殆どのプレーヤーはゲームを最後までプレーしない。平均で全体の三分の一という数字を目にしている」と語るRouse氏は、ゲームをクリアしたプレーヤーの割合を示す、Steam実績を基にした統計を例に挙げ、「プレーヤーの大半が決して目にすることはないという事実がある以上、入念に練り上げたプロットの第三幕がどこまで報われのか」と問いかけている。

最後に両氏は、「ゲームにおいて、プロットは極めて過大評価されている。プレーヤーはプロットを覚えていない」と語り、プレーヤーの記憶に残るのはキャラクターと自らの体験であるとし、デベロッパーやデザイナーは、入り組んだストーリーテリングよりもキャラクターと体験に尽力すべきであると結論付けている。

友達にストーリーがいいから、とゲームをオススメしても「それ飽きてやってない」とか返ってくるときあるし とにかくキャラクターに魅力を与えることに専念して、最後までプレイしてもらうことに注力すべきなのかな? たしかに言われてみるとめちゃめちゃお気に入りのゲームでも、 映画みたいにずっと話していられるほどストーリー覚えているかというと微妙だな。
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