【2019年版】CPUクーラーの選択肢

2019年に購入する際の選択肢

5月末より開催される展示会「Computex 2019」では、CorsairやCooler Masterといった有力なCPUクーラーメーカーの新製品の登場が期待されている。ということはつまり代替わりによるCPUクーラーの絶好の買い時が訪れていると考えることができる。

さて最高のCPUクーラーを定義するものはなんだろうか。PC Gamerは「静音性、冷却性能、価格」のすべてをバランスよく兼ね備えたものだと定義している。そして2019年のベストCPUクーラーのランキングを発表しているので紹介したい。

もちろんCPUのランクによっては過大な冷却性能だったり、場合によってはPCケースに収まらないこともあるので、その辺は柔軟に検討してほしい。

NZXT Kraken X62

種別水冷
ファン速度500-1800RPM
騒音21-38dBA
サイズ315 x 143 x 56 mm
Amazon評価4.4/5.0
価格帯約17,000円台

NZXTはCorsairと並んで簡易型水冷クーラーを市場に投入した初期メーカーの1つ。同社モデルのX40とX60はポンプヘッドにRGB制御を取り入れた初のシリーズであり、後継であるX42とX62では発光パターンを任意に設定可能となっている。

全てのPCケースに適合するわけではないため注意が必要。その場合、サイズ違いのモデルが選択肢となる。

Noctua NH-D15

種別空冷
ファン速度300-1500RPM
騒音19-25dBA
サイズ165 x 150 x 161 mm
Amazon評価4.6/5.0
価格帯約12,000円台

空冷式のCPUクーラーの中では高価な部類に入るが、ハイエンドモデルに相応しい性能を発揮する。冷却性能は簡易型水冷と比肩し、静音性の面では優位となる。デュアルの140mmファンがその秘訣で、フル稼働状態でも競合製品に対して静音さを維持し続ける。

重量が1.32kgと比較的空冷式の中では重いことと、メモリへの干渉を起こさないか留意が必要。

EVGA CLC 240

種別水冷
ファン速度500-2400RPM
騒音16-40dBA
サイズ276 x 122 x 53 mm
Amazon評価4.2/5.0(アメリカ)
価格帯約12,000円台

コストパフォーマンスの観点から非常に優秀なミッドレンジ製品。CorsairとNZXTの最新クーラーに対して若干性能は劣るものの、より魅力的な価格帯で購入が可能。搭載されているファンの最大ノイズは非常に大きい。しかし大抵の状況では最大稼働をすることなく済むという。

日本ではEVGA製品自体があまり取り扱われておらず、Amazon.comなどから輸入して購入することになると思われる。その場合は送料でコストパフォーマンスの恩恵が薄れてしまうのが難点だろうか。

Cryorig H7 Quad Lumi

種別空冷
ファン速度330-1600RPM
騒音10-25dBA
サイズ145×123×98 mm
Amazon評価4.0/5.0(アメリカ)
価格帯約10,000円台

新興企業でありあまりブランド知名度はないが、オリジナル製品であるH7 Quad Lumiは同価格帯において競合を上回る性能を発揮している。ヒートパイプが増設されておりパフォーマンスが向上しているためだという。

RGB証明を用いる場合はNZXTのソフトウェアに互換性がある。

新興企業のブランドであるため、品薄となりがちのようだ。

Corsair H60

種別水冷
ファン速度600-1700RPM
騒音-28.3dBA
サイズ157×120×52 mm
Amazon評価3.8/5.0
価格帯約7,000円台

CorsaiのHydroシリーズの登場から10年、2018年モデルとして刷新されたH60ではハイエンドクラスよりも2,000円程度安価で、ほぼ同等の冷却性能と静音性を維持している。

ほぼ全てのPCケースに適合することが可能であり、空冷式のCPUクーラーと同等の価格で水冷式を実現した本製品は、試しに水冷式を導入してみたいというニーズにもマッチしそうだ。

Cooler Master Hyper 212 Evo

種別空冷
ファン速度600-2000RPM
騒音9-36dBA
サイズ120×79.7×158.5 mm
Amazon評価3.9/5.0
価格帯約3,800円台

10年近く前の製品でありながら、Hyper 212 Evoは未だに有力な選択肢であり続けている。標準のクーラーに対して温度を最大20度近く低下させることができるパフォーマンス、コンパクトなサイズによる干渉の可能性の低さが魅力的である。

Noctua NH-L12S

種別空冷
ファン速度450-1850RPM
騒音23.9dBA
サイズ128×146×70 mm
Amazon評価5.0/5.0
価格帯約8,800円台

mini ITX規格のマザーボードを採用するPCにも適合するよう設計されたNH-L12Sは、非常にコンパクトながら十分な冷却性能と静音性を両立することに成功している。

ただTDP110Wを超えるようなハイエンドクラスのCPUに対しては冷却性能がやや不足することが予想される。

Thermaltake Floe Riing 360

種別水冷
ファン速度500-1400RPM
騒音19.8-24.7dBA
サイズ393 x 120 x 52 mm
Amazon評価3.4/5.0
価格帯約22,200円台

360mmのラジエーターに対応しているPCケースを所有していれば選択肢に加えたい製品。巨大なラジエーターは冷却性能と静音性に優位を与える。280mmラジエーターの競合に対して冷却性能こそ違いがなかったものの、静音性は30%向上している。

RGB制御も特徴となっており、光らせたい系ユーザーにとっても有効な選択肢だ。


より詳細なコメントの全文はPC Gamerにて掲載されている。

ハードウェア

Posted by もん