Steamに校内銃撃ゲームが登場、多くの批判を浴びて炎上中

もん

発売の差し止めの要請も

Steamでの校内銃撃ゲームの発売を差し止める呼びかけが広がっている。

イギリスの慈善団体Infer TrustはValveに『Active Shooter』の販売を中止するよう求めている。本作は警察部隊の一員として犯罪者と戦う非対称マルチプレイヤーと主張しているが、学校内で逃げ惑う民間人を射殺したりすることが可能な点、もしくはそれを強調するようなトレイラーを展開していることで批判を浴びている。

Infer Trustは「年初来、アメリカでは22件のスクールシューティング(学校内における無差別殺傷事件)が発生している。恐ろしいことに、なぜこのようなマーケティングが行われるのか、子供たちの死に鈍感になれるのか。これが発売されるということにぞっとする」とBBCに語った。

パブリッシャーのACIDは「本作はシミュレーションであり、その他のことを意味しない。もしあなたが周りの人々を傷つけてしまう気がするならば、精神科医に助けを求めるか緊急通報をするべき」とコメントしている。

Valveの判断は不明

PC Gamerによれば、ACIDは本作について開発が始まった当初はSWATをベースとしたゲームを予定していたが、銃を持つ側と民間人の側を加えたゲームプレイを思いついたため実現したとしている。

これに関連してプラットフォームであるSteamの管理体制にも批判が及んでいる。手数料を支払うことで誰もがSteamにゲームを公開することを可能とするSteam Directがその矛先だ。

Steamのガイドラインでは人種や宗教その他に基づいて、憎悪や暴力や差別を促す表現は禁止されているが、現在のところValveがどのような判断を下すかはわかっていない。

ACIDはこのまま多くの批判と嫌悪が向けられ続ける場合、本作からシューティング要素を排除する可能性を伝えているが、同時にHatredやPostalといったより大量殺人などにフォーカスした作品がある中で、本作に対する攻撃が独り歩きしているのではないかと疑問を投げかけてもいる。

『Active Shooter』は6月6日に発売予定。