プラチナゲームズは全ての作品をPC向けに移植する意向、実現するかはパブリッシャー次第

「もし我々が決定する立場であれば、我々は全てのゲームをPC向けに移植するだろう」

全ての作品をPC向けに移植したい

プラチナゲームズは可能ならば全ての作品のPC版を提供したがっている。

もはや「プラチナゲームズ風」などと表現が行われるほどアクションゲーム界隈において存在感を発揮するデベロッパーのプラチナゲームズには、今後PC市場を見据えた戦略にシフトする構想があるという。

4月12日には突如としてファンから待望されていたPC版『ベヨネッタ』をSteamにて配信開始し、世界中のファンを沸かせたプラチナゲームズだが、PCゲーマーにとってまだまだウィッチタイムは続きそうだ。

「PC市場は巨大で、もはや無視することは不可能だ。我々は完全にそれに気が付いており、常にその選択肢を感じ取っていた」とプラチナゲームズのスポークスマンはPC Gamerに語っている。

PC版の判断はパブリッシャーが決定権を持つ

我々は常に作品をPC向けにも発売できるようポジティブなスタンスでいたが、我々の作品がどのプラットフォームでリリースされるのか、それを決定するのは主にパブリッシャーであり我々の独断で決めることは出来なかった。

しかし現在になっては大多数のサードパーティのパブリッシャーは、PCを無視すべきではない市場だと理解しており、我々は今後さらにPC市場に向けて活発に働きかけていく必要があると考えている。

PC Gamer

さらにプラチナゲームズのスポークスマンは、ベヨネッタのPC版に対する社内の開発事情や現在のゲーム開発環境についても触れている。こちらの内容もPCゲーマーにとっては思わず期待してしまう内容だ。

「我々は独力で初代ベヨネッタを製作した。その際にはXbox 360に対して最適化を行っていたが、結果として別のプラットフォーム向けに移植する際に若干の問題を引き起こす結果となった。Wii U向けに移植を行う際、我々は内部構造を大きく見直す必要に迫られたが、その時の経験が今回のPC版制作時にはプラスに作用したと考えている」

開発環境は既にPC版を意識したものを準備

「プラチナゲームズの現在の独自エンジンは、PCをベースにクロスプラットフォーム開発を念頭に置いたものとなっている。そのため、将来的にハード移植の際の課題は比較的簡単になるはずだ」

もし我々が決定する立場であれば、我々は全てのゲームをPC向けに移植するだろう。しかしその判断はパブリッシャーに委ねている。

PC Gamer

PC市場を考慮する必要を強く感じると述べたプラチナゲームズは、PC市場への活動が成功と確認できれば今後よりPC向けの開発に注力すると語っている。『VANQUISH』がSteamに登場する未来も現実味を帯びてきた。