Steam版『NieR: Automata』の初動販売は約15万5千本、未発売のはずの中国ユーザー数が既に世界第2位

中国では未だ未発売のタイトルだが、既に所有者数が世界2位となっている。

ニーア新作のSteam初動は15万本

Steamで『NieR: Automata』が発売されて数日が経った。

本作に関するSteamでの販売データを見てみると、Steamを取り巻く面白い国際情勢が見えてくる。

NieR: Automataが発売されたのは2017年3月22日、発売後初の週末を迎えた後の販売データを統計サービスのSteamSpyから調べてみると、ゲーム購入者数は約15万5千人を記録していることが分かる。

ここまではただの販売本数データだが、国別での購入者比率を見てみると興味深い点が確認できた。

販売されていないはずの中国ユーザー数が第2位

Nier: Automataの国別所有者数 – SteamSpy

所有比率1位はSteamの根拠地であるアメリカで29.79%。続いて中国が6.96%で日本は3位の6.58%という結果となっているが、この結果に違和感を覚えた人はいるだろうか。

SteamDBを見る限り、3月22日時点で日本を除くアジア地域の多くではNieR: Automataは未だ発売開始となっていないのだ。(アジア地域向けには4月の発売がアナウンスされている)

販売がされていない地域であるにもかかわらず、少なくない中国ユーザーは何らかの手段でNieR: Automataを購入し、Steam上で第2位の規模のユーザー層を形成していることは驚きに値するだろう。

中国は既にゲーム産業の中でも多くの分野で一目置かれる巨大市場となっており、今回のNieR: Automataについてもその影響力の強さが垣間見れる事例となりそうだ。

なおメディアクリエイトの調査データによれば国内向けPlayStation 4版NieR: Automataの初週販売本数は約20万本となっており、発売日のズレがどれだけ影響しているかは断言できないものの、少なくともある種のタイトルではいまだコンシューマ版の方が勢いがあると言わざるを得ない。