児童向けのガン治療施設からPlayStation 4が盗まれる事件が発生

世界の非情さが足りないと追い打ちするかのような事件。

ガン治療を受ける子らの支えを奪う事件

児童向けガン治療施設からPlayStation 4が盗まれる事件が発生した。

ニュージーランドのウェリントン病院にある児童向けガン病棟から、今週末PlayStation 4が盗まれていたことが判明した。Kotakuでは世界の非情さが足りないと追い打ちするかのような事件と評している。

Angus Little

ニュージーランドのメディアThe Dominion Postが報じた内容によれば、病院のジェネラルマネージャーを務めるChris Lowryがボルト留めされテーブルに固定されていたPlayStation 4が盗難被害にあったと証言している。

該当施設でPlayStation 4は、ガン治療中の15人の患者に遊ばれており、その中には9歳の少年Angus Littleも含まれていたという。少年は手術不能の脳腫瘍を患っており、化学療法を受けつつ合間にMinecraftを楽しんでいたという。

PlayStation 4はそんな児童らに向けた寄付だった。

「僕がMinecraftで建てた豪邸は消えちゃった」

「怒っている。僕にとっても他の子どもたちにとっても良い気晴らしだったのに」とAngusは語っている。「僕がMinecraftで建てた豪邸は消えちゃった」

「この事件はきっと初めてじゃないと思う。そうじゃなきゃテーブルにボルトで留めておくなんてしないでしょう」とAngusの母親Wendy Littleは話している。

ガンに苦しむ子供たちの病棟に盗みに入り、テーブルのボルトを外してまで奪っていくなんて信じ難い

Lowryは「毎日何百もの患者や訪問者がウェリントン病院を訪れることから防犯対策を行っているが、それでも盗難事件は起きてしまいます」と語っている。

事件は既に景査閲へ通報され、心無い犯人の捜索が続くとともにAngusと彼の母親はFacebookを通じて新たなゲーム機を入手するための寄付を募っている。