液体ヘリウムを用いてCore i7-7700Kが7.2GHzでの動作を記録

液体ヘリウムの温度は約-269℃で、液体窒素は-196℃。冷やすことへの情熱がすごい。

液体ヘリウムを使用して7.2GHzでの動作を実現

自作PCに凝りだすと一定の割合で出現するオーバークロッカーという存在がいる。

その中でも極限を極めようとする猛者の中には、液体窒素を利用するなど向上心に余念がないことが知られているが、このたび記録的なクロック数での動作が確認されたという。

ASUSのイベント”Absolute Zero”にてドイツ出身のオーバークロッカー”der8auer”がIntel製CPUのCore i7-7700Kを、なんと7.2GHzでの動作に成功したとのこと。Core i7-7700Kは定格クロックが4.2GHzであることを考えると凄さが伝わるだろうか。

PC Gamerによるとこのイベントは世界トップクラスのオーバークロッカーに広く知られた競技性のあるイベントで、イベント名称が表すように限りなく絶対零度でプロセッサの動作を試みているのだという。

参加者らは液体窒素で冷やすことは当たり前で、さらに低温の液体ヘリウムを使用して冷やす程とのこと。ちなみに液体ヘリウムの温度は約-269℃で、液体窒素は-196℃だそうだ。

der8auerは電圧の限界を探る試行錯誤を語った動画を公開しており、その中ではカチコチに凍り付いたPCの姿を拝むことが出来る。

最終的にder8auerはCore i7-7700Kを7,328MHzで動作させることに成功し、液体ヘリウムを100リットル、価格にして€4,000(約48万円)を使用したという。