中国が「国家安全保障上の懸念」からPokémon GOなどARゲームを禁止

現実の人々を動員することが可能なARゲームの可能性について中国政府は恐怖心を抱いているようだ

ポケモンGOが中国で禁止に

中国という国はゲーム産業に対して他の先進国とは違う発展を遂げてきたことで有名だ。10年半に及ぶ家庭用ゲーム機の禁止により、インターネットカフェを利用したゲーム文化が特に発達した。

そして次なる変化が中国に巻き起こる可能性があるとUploadVrが伝えている。

David Jagneauxによれば、中国はPokémon GOをはじめとするARゲームに対する懸念を表明したという。

海外のいくつかの事例から判断するに、この種のゲームの運営を許容することは大きな社会的リスクを孕んでいる。そのリスクには、地理情報や交通の安全、消費者の安全に対する保安上の脅威が該当する。国家の安全保障、国民の安全に関する観点から考慮すれば、当面の間はこの種のゲームは認可されない。

正負が真に恐れるのは大勢が一か所に集まることか

記事によればその懸念の内容は、ユーザーの地理的な情報をトラッキングするPokémon GOに類する全てのゲームが含まれており、既に中国では使用が禁止されているGoogle Mapsのように中国内で認可される可能性は低いとのこと。

ARゲームは、日本をはじめとする世界の各国で少なからず社会問題化されつつあり、中国はその事態を重く受け止めているのかもしれない。

ただ中国の今回の動きについて、北京に拠点を置く人権活動家のLi Weiは中国政府が懸念しているリスクは、発表されたような地理情報に基づくものではなく、大量の人々が群衆として公共の場に集まることで何らかの事件に発展することを恐れているのではないかと指摘した。