150人規模で行われる第二次世界大戦ベースのMMOシューター『Enlisted』、史実を重視し非対称な対戦を実現

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WW2を描く100人規模のMMOシューター

Gaijin Entertainmentは、第二次世界大戦をテーマとしたオンラインFPSゲーム『Enlisted』を正式発表した。

『War Thunder』のパブリッシャとして知られるGaijin Entertainmentは、12月9日に第二次世界大戦期を描いた実写トレイラーを公開していたが、そのトレイラーの正体は本作への布石であったようだ。

本作は100人規模のプレイヤーによる大規模戦闘を描き、広大で破壊可能な戦場を特徴とするとPC Gamerは報じている。ゲームはGaijin EntertainmentとDarkflow Softwareが共同で製作し、分隊システムをベースとしたMMOシューターとなるとのこと。公式ページのFAQによれば120から150人の兵士による戦いをテスト中であるという。

史実を重視し戦力差や勝利条件は不平等

対等な状況を設定し行う対戦は、もちろん競技として面白い。しかしそういった戦い方では、戦力差が存在したり互いに対等な目的を持っていない、現実の戦いが持つスリルや没入感を発揮できないだろう。

『Enlisted』では”モスクワの戦い”や”ノルマンディー上陸作戦”といった史実に基づくキャンペーンを搭載し、従来のFPSゲームが採用しがちな同条件での対戦ゲームとは異なる立ち位置を目指しているという。

これは対戦するチームごとに、参加する戦力量や勝利条件が平等ではないことを意味している。例としてモスクワ守備兵として参加するチームでは、敵を食い止めることこそが目的であり、どれだけの数の敵を殺すかについては全くの無関係であるとのこと。

ユーザードリブンな開発方針

公式サイト上では本作のクラウドファンディングが開始されており、初めのゴールである$250,000を達成した場合は追加キャンペーンとして、砂漠の狐ことエルヴィン・ロンメルに注目したチュニジア編が実装される予定。

また本作の開発方針としてはファンドリブンな方針を掲げており、今後の大きな開発傾向はファンの選択にゆだねられる部分が大きいという。

具体的には本作では現在ビークルなどの要素は実装されていないが、Gaijinでは第二次世界大戦におけるビークルが果たした役割が大きいことを認識しており、ファンの声が大きければビークルをゲーム内にて利用できるよう変更する計画があるとのこと。

他にも今後の追加キャンペーンの内容として、どういった戦場やテーマのものを追加するか、ユーザーらに選択をゆだねる場面もあるという。

『Enlisted』は現在のところSteam向けに有料での販売が、2017年後半に予定されている。