Bethesdaが『DOOM』のコピーガード”Denuvo”を無効化、その理由とは

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DOOMが対不正利用プロテクトを無効化

パブリッシャのBethesdaとid Softwareが『DOOM』からDenuvoの保護機能を取り除いたが、その事実は最新のリリースノートには記載されていない。

Denuvoは主にソフトウェアの不正利用を防止目的で導入されるプロテクトとして有名だ。Denuvoが導入されたゲームの不正利用は大変難しく、一時期はその道で名の知られていた中国のハッカーチームが攻略を断念するほどであった。

そんなパブリッシャから見れば優秀なプロテクトがなぜ取り除かれたのだろうか。

Denuvo実装が撤回されたのは2例目

DSOGによれば、発売当初はDenuvoが搭載されていたにも関わらず、後になって取り除かれたのはDOOMの他にはPlaydeadの『Inside』しかない。

Bethesdaもid Softwareも今回なぜDenuvoを取り除いたのかコメントしていないが、DOOMもInsideもいずれもリリースからごく短い期間のうちにDenuvoが取り除かれたという共通点があるという。

その共通点から見ると、海外フォーラムに投稿されたあるユーザーの情報が信ぴょう性を帯びてくる。

返金要請をしているとの情報

最近Denuvoを利用し始めたゲームデベロッパを名乗るユーザーは、パブリッシャがDenuvoに返金を要請する場合は、ソフトウェアからDenuvoを取り除く必要があるという。

この情報によればBethesdaとid Softwareは、DOOMに搭載したDenuvoに対して返金を要求するためにゲームから取り除いた可能性が見えてくる。

海外フォーラムの投稿によればDenuvo Software Solutionsは、ゲームが特定の期間、通常は3か月の間にプロテクトが破られてしまった場合に、Denuvoに対して支払いをする必要がないと保証している。

InsideについてもDenuvoを搭載していたが、GIGAZINEは発売から2週間後にはプロテクトを突破されたと報じていた。公式発表は未だ無いが、ゲームとプロテクトの関係性が垣間見える話だ。