ゲーミングPCで再現してベンチマークテスト

Sonyが発表した新型PlayStation 4 Proの公式スペックをもとに、それを再現するPCを組み上げたらどの程度のゲーミングPCになるのだろうか。

GameSpotがベンチマークを行っている。

PlayStation 4 Proと比較用PCのスペック

PlayStation 4 Pro 模倣PC
CPU AMD x86-64 AMD 8-core AMD x86-64 AMD 8-core (FX-8350)
GPU AMD Radeon Polaris GPU AMD Radeon Polaris GPU (RX 480)
メモリ GDDR5 8GB(Shared) GDDR3 8GB 1600MHz
ハードディスク 1TB 1TB
消費電力 310W 319W

模倣PCの価格はWindows 10を除外して約631ドルとなった。

パフォーマンステスト

注意点として、グラフィックスにPlayStation 4 Proは独自APIを利用しており、模倣PCではDirextXを利用しているため、最適化などの条件が等しくないことに注意したい。

『Middle-earth: Shadow of Mordor』でのテスト

PlayStation 4 Proの解像度が明言されていないため、今回は画面解像度は1440pとして、最高画質プリセットの状態でベンチマークを実行したところ、平均61.2fpsとなった。

ほとんどのテレビのリフレッシュレートが60Hzであることを考えると、最適だといえる。

4K画質でのベンチマークも行ってみたところ平均33.5fpsを記録し、PS4Proはなかなか好調な性能を持っていると予想できる。デベロッパにとっては開発時に処理の余力ができることが考えられる。

『Killing Floor 2』でのテスト

4Kに対応することが明言されているKilling Floor 2では、2160pで平均32.7fpsを記録した。コンソールゲームの基準として、平均30fpsを超えていれば合格と言えるだろう。

『The Elder Scrolls Online』でのテスト

4K画質トレイラーが公開されているThe Elder Scrolls Onlineでのテストでは、MORPGジャンルが特段激しいグラフィック描画を要求しないことも相まって、4K画質の状態で平均49.1fpsを記録した。

『Rise of the Tomb Raider』でのテスト

本作のPC向け設定項目は自由度が高く、処理負荷の高いSSAAを有効化した状態では平均10.4fpsを記録し、とても遊べるレベルにはならなかった。PS4Pro版であってもSSAAと2160pが実現することはないだろう。

中程度のプリセットを適用することで平均33.4fpsを記録した。

『Deus Ex: Mankind Divided』でのテスト

最高プリセットを適用した状態では平均1.2fpsを記録した。テスターによればまるでスライドショーのようだったとのこと。本作を4K画質で楽しむことは不可能なようだ。

4K画質のままでは、最低プリセットを適用しても平均27.3fpsとなり合格点には到達しなかった。

解像度を1440pとしアンチエイリアシングを無効化したVer-Highプリセットでは平均31.3fpsとなった。

総評

今回の調査の結論としては、PlayStation 4 Proのスペックは、最適化されたタイトルであれば2160p以下のゲームの多くを満足に遊ぶことができ、視覚的にも大きく性能がアップしたことを実感できるはずだという。

少なくともPlayStation 4 Proは同価格のゲーミングPC以上の性能を発揮するようだ。

PlayStation 4 Proは2016年11月10日に税抜44,980円で発売予定。