ゲームを取り巻く地域性

22の言語と110以上の国にまたがる大手ゲームメディアIGNの、それぞれの国の編集部が感じているゲーム文化に対する地域性が発表されている。

イスラエルの編集者Jonathan Beyt-Yacovによれば、世界中のゲーマーの傾向として変わらないのは「大体どこでも2種類のゲーマータイプがいる」ということだという。

全体の半数がFIFAかウイニングイレブン、時々Call of Dutyをプレイするためだけに、PS4を何百ドルもはたいて買う16-30歳の層。そして残りの半数が、他のタイプのゲームをいろいろ楽しみながら、前述の人々と一緒にされるのが怖くて、自分たちがゲーマーだと人には言わないようにしている層。

ハンガリーの編集者Laszlo Benyiは「大学になると、もうオタクしかプレイしていませんね」と語るが、アフリカの編集者Zaid Krielによれば、南アフリカでゲームは高価なため所得の多い28-34歳の男性に趣味として受け入れられているとのこと。

海外でも犯罪をすぐにゲームと結びつける国はある

ゲーマーに対する社会の見方も大きく2種類に分けることができる。

ゲームへの理解ある地域と、ゲームが若者にとって有害だと考えている地域の2種類だ。

イタリアは後者であり、編集者のSimone Solettaは「ゲームを良く知ろうともせず、悪いものとみなす傾向が強い。例えば、とてもひどい事件が現実で起こったりすると必ず『あのテロリストはゲーマーだった』とか、バカげたことを言い出す人がいます」とのこと。

日本もどちらかというとまだまだ後者の傾向が強いように思える。

反対にeSportsが産業としてみなされ、プロゲーマーの社会的な地位が保証され始めているフランスでは「テレビがとても真剣にプロの視点でゲームについて語る」事例が増え始めているようだ。

イスラエルは特にゲームへの理解力が高く「ゲームは徐々に普通のことになり、より主流になってきています。多くのゲーマーが自分たちの本質を忘れることなく、20代を生き抜いてくれたおかげですね」と評価されている。