フランチャイズの制御はデベロッパーが行うべき

Bethesdaはフランチャイズの映画化に乗り気でない。

Pete Hines

Pete Hines

昨今の相次ぐ有名ゲームシリーズの映画化ニュースに反して、Elder ScrollsシリーズやFalloutシリーズで知られるパブリッシャのBethesdaは、自社フランチャイズの映画化については否定的な姿勢を貫いている。

GameSpotの報道によれば、Bethesdaのマーケット部門総括を務めるPete Hinesはインタビューにて、Bethesdaには常に多くの映画化の提案が行われているものの、フランチャイズの世界を損ねる懸念からそれらの提案を拒否してきたと語っている。

「FalloutやElder ScrollsやDishonoredといったフランチャイズに、我々以外の独自の解釈を加えるべきだろうか?我々の答えは、フランチャイズがどのようなものかを制御するのは我々デベロッパーであるべきで、映画ディレクターに委ねるべきではないということだ」

「我々はゲームの会社だ」

Hinesは映画製作会社がBethesdaに全ての管理を任せると提案した時でも、実際に完全な管理を行えた前例がないことを理由に提案を断ったと明かしている。

「もし完全な管理をこちらで行えるのなら自分たちで映画を製作してしまえばいい。もちろん映画スタジオや脚本家は、製作中の映画に対して様々な意見を述べてくるだろう。彼らには彼らのビジョンがあるからだ。しかし、我々にとってそれは脱線に繋がってしまう。我々はゲームの会社だから、我々が知っていることに専念したい」

映画化の可能性はゼロではない

ただしここまで映画化に否定的な意見を示したHinesだが、映画化を実現する可能性が全くのゼロではないとしている。

Hinesは例として、ロード・オブ・ザ・リングのディレクターを務めたPeter Jacksonが映画製作にかかわるのならば、Bethesdaは映画化への姿勢を改める必要があると語った。

Bethesdaにとってフランチャイズの映画化はゲーム版の品質を損ねることを懸念しており、Bethesdaの考える高いハードルをクリアできるのであれば将来的な映画化については否定していない。

Bethesdaは今のところ進行中の映画製作は存在しないと明言している。