VR開発環境は行き渡っていない

VR産業はFacebookのOculus Rift買収など、世間を賑わせるニュースと共に今年から猛烈な注目と発展をとげているが、その発展速度に対して業界は準備を整えられていないようだ。Crytekが行った調査により指摘されている。

VentureBeatが伝えるところによれば、ドイツのゲームエンジンメーカーCrytekが世界中の大学に対してVR開発に関する関心の度合いを調査した結果、何百もの大学が関心を持ってはいるものの殆どの大学では開発環境を整えることができていないことが判明した。

エンジンメーカーらのシェア競争

言うまでもなくある特定の産業を活性化させようと思えば、何よりもまずその産業の将来を担うクリエイター候補たちに触れてもらう機会を作る努力が必要不可欠だ。

ゲーム分野を筆頭に様々な分野への活用から大規模市場への成長が期待されるVR産業では、CrytekやUnityやAmazonをはじめとしたゲームエンジンメーカーらが既に水面下での主導権争いを始めている。大学にて自社エンジンに触れる経験を積ませることは大きなチャンスとなる。

Crytekは既に1月から大学へVR開発環境を無償提供する取り組み”VR First“を開始している。