HTC Viveがシェア6割を獲得

SonyやFacebookやHTCといった主要なハイエンドVRヘッドセットが市場に出回ることで、2016年はVR元年とも叫ばれたが、そこには当然各社のシェア競争が存在している。

PCゲーム市場におけるハイエンドVRヘッドセットといえばHTC ViveとOculus Riftだが、初期予約者向けの発送も終わり海外では4月ごろから一般販売が開始され始めた両者だがのシェア競争はどうなったのだろうか。

新製品にいち早く飛びついてVRを体験し始めたアーリーアダプター層にはあまり関係のない話だが、発売されてからはしばらく様子見し勝ち馬に乗りたいタイプの人々なら、初動の数値も出終わり落ち着いてきた現在の状況は気になるところだろう。

結論から言えば、HTC Viveの圧勝だ。

対応ゲーム数も圧倒的

Steamにて公開されたPCゲーマーのハードウェア利用状況調査によれば、2016年7月時点でのVRヘッドセットのシェアは、HTC Viveが64.71%。続いてOculus Riftが31.35%となっている。2倍以上の差だ。

もちろんHTC ViveはSteamを運営するValveも開発に提携している、いわばお膝元であることからユーザー割合として多少の偏向は注意する必要があるものの、それでも1億人以上のユーザーを抱える世界最大のPCプラットフォームでの統計は現在の趨勢の判断としては十分だろう。

またSteamで現在配信中のVRヘッドセット対応ゲーム数から見ても、PCゲームライフの中心がSteamであるならばHTC Viveを選択することが勝ち馬に乗るための手段だといえる。

記事執筆時点でHTC Viveに対応しているゲーム数は409本に対して、Oculus Riftに対応しているゲーム数は190本だ。こちらもシェアと同じく倍以上の差がついている。

もちろん今後Oculus Riftからキラーコンテンツが登場したり、VRゲーム開発のノウハウが蓄積されることで対応ゲーム数は一気に同数となる可能性やPlayStation VRがPCにも対応することで情勢が変わることは十分にあり得るが、少なくとも現時点で勝ち馬に乗れるVRヘッドセットを選択するならばHTC Viveという結論となるだろう。