DOAシリーズをGoogleはアダルト商品だと考えている

知っての通りコーエーテクモゲームスが発売している”DEAD OR ALIVE”シリーズは格闘ゲームだが、数ある格闘ゲームの中でも女性キャラクターのセクシーさなどに大きく注目が集まっている人気シリーズである。

そんな本シリーズは、Googleから言わせればアダルトで一般的に好ましくない存在であるようだ。どういうことかと言えばGoogleは本シリーズを扱った記事に広告を掲載したくないということだ。

ウェブサービスの運営を行っていないユーザーにとってはどうでも良いことこの上ない話ではあるが、Googleの広告配信サービス”Google Adsense”による広告をDEAD OR ALIVE関連記事に掲載していると、Googleはポリシー違反としてそのウェブサイトに対する広告配信を停止する措置をとることが判明した。

なぜ判明したかといえばDamongeが警告を受けたからである。もしかすると気がついていた人がいるかもしれないが、Damongeでは6月15日前後から6月20日前後までGoogleによる広告配信が停止されていた。(その後Googleへの申し立てにより広告配信は復旧)

ゲーム業界の倫理審査は社会的に信用されていないようだ

DEAD OR ALIVEは日本でいえばCERO-D指定となっており、17歳以上対象で特段の販売規制が設けられていない区分となっているが、Googleにとっては成人向けという判断になるようだ。

たかだか一ウェブサイトの話を拡大しすぎた結論と言われるかも知れないが、国内外のゲーム業界では独自のレーティングや規制によって一般商品と成人向け商品の棲み分けを行っている気になっているが、少なくともIT業界の巨人Googleにとってそのような内輪の論理は通用しない。

これがもしゲーム業界外における普遍的な価値観であると仮定すれば、現在のゲーム業界に設置されている倫理審査機構は業界外からすると社会的な責任を全うできておらず、いつ類似の観点から糾弾されてもおかしくないということである。

ゲーム産業は外部からの弾圧を避けるために、倫理審査機構の有用性や効能を今後はより一層業界外のフィールドへ向けてアピールしていかねばならないだろう。

最後に、Googleが違反していると通知を行った条項を掲載しておく。

アダルトまたは成人向けコンテンツに Google 広告を掲載することは許可されません。これには、以下のような内容を扱うコンテンツが含まれます。

  • ヌードまたは部分的に隠されたヌード
  • 衣服が透けて体が見えるシースルー ルック
  • わいせつなポーズや挑発的なポーズ
  • 性行為
  • 性的嗜好(例: 足フェチ コンテンツ)
  • 露骨または下品な文章(例: 成人向けの読み物、アダルトのコメント スパム)
  • 性的なパフォーマンスに関する助言やアドバイス
  • 成人向けのおもちゃや商品
  • アダルト コンテンツが含まれている外部サイトの広告やそのサイトへのリンク
  • サイトのソース コード内のメタ データにあるアダルト関連のリンクまたはキーワード