バイオハザードのPRイベントが猟奇事件として報道される

「中国政府が人肉をコンビーフとしてアフリカに出荷している」

騒動の発端となった投稿

騒動の発端となった投稿

この衝撃的なニュースはFacebookを通じて瞬く間に拡散され、ついには中国政府が公式に声明を発表して対応を迫られるまでに発展した。

当然、このニュースはデマである。拡散されていた”証拠”とされた写真は、2012年に『バイオハザード 6』のPRのためにカプコンが制作した人肉風の作品たちであり、これらはもちろん人肉を使用していない。形だけ似せたまったくの別物だ。

事件の発端となったのはFacebookに5月4日にBarbara Akosua Aboagyeが行った投稿で、これは瞬く間に拡散されそのシェア数は2万6千を超えている。Daily Postなど海外メディアもこれを衝撃ニュースとして報じ、人口爆発により死者の埋葬が追いつかなくなった中国の編み出した解決法と報じていた。

英インデペンデント紙でもこの件は報じられ、中国のザンビア大使Yang Youmingが発表した政府声明が紹介されている。

現在、ローカルのタブロイド紙たちは噂を公然と広めている。中国人が人肉を使ったコンビーフを作り、それをアフリカに売りさばいていると主張している。

これは我々にとって全く受け入れがたい悪意によって行われた中傷であり、我々は最大限の怒りをもってこのような行為に対して強い非難を表明する。

また、Eurogamerの報道によればザンビア政府はこの件についての調査を開始しており、副国防相Christopher Mulengaは「ザンビア政府として、ザンビアと中国の間の好関係を考慮し、この事件を遺憾に思う」と語っている。

バイオハザード 6のPR写真

バイオハザード 6のPR写真