フランス政府がeSportsに関する法整備を開始

フランス政府は急激に発展しているeSports産業に対応するため、法整備に取り組むと発表している。

VentureBeatの報道によれば、フランス政府は「projet de loi pour une République numérique」(Digital Law)と呼ばれる枠組みにてeSportsに関する法律を整備しようと試みている。この枠組みでは昨年にはクラウドソーシング・キャンペーンについて検討がなされていた。

アクセル・ルメール経済・産業・デジタル大臣付デジタル担当大臣

Axelle Lemaire

フランスの経済・産業・デジタル大臣付デジタル担当大臣Axelle Lemaireは、元老院がeSports産業を公式に合法産業とするための処置を執り始めたと発表している。

フランスではすでにeSports産業は巨大な市場となっており、すでにフランス国内にて約850,000人のプロ/アマチュアプレイヤーと400万人を超える視聴者が存在しており、その数は加速度的に増加する見込みだとLemaireは報告している。

その実態にも関わらずeSportsは宝くじスキームに抵触するケースが発生し、場合によっては禁止処分となるケースが存在していた。今回の決定はそういった事態を避けるためのものだという。

フランスでは今後プロゲーマーの社会的な地位が保障される

新法案では未成年者の保護者がeSportsへの参加を同意する必要が発生し、受け取る賞金についても保護者が制限をかけられるようになるとのこと。

またプロのプレイヤーに対しては「社会的な地位」が認められることとなり、フランスにおける複雑な税システムや国民健康保険の枠組みにおいて、今後は失業や引退の概念が与えられることになるという。これによってフランスではプロチームの発足をより容易にする効果があるとのこと。