アダルト産業の締め出しが始まる

近年爆発的な成長を遂げている競技的ゲーム分野eSportsは、ポルノグラフィ産業を締め出し始めた。

VentureBeatの報道によれば、様々な大規模eSportsイベントを手がけるElectronic Sports League(ESL)は、海外アダルトサイトYourPornがスポンサーについていることで知られるプロゲーミングチームであるTeam YPに対して、広くポルノ分野で知られている組織からのいかなるスポンサー行為も受け取ることを禁止すると通達している。

ESLはeSportsを「職場で見ても安全」なブランドイメージとする方針であり、そのために自団体の運営するイベントからアダルトサイトを排除することが目的とみられている。

eSportsは今年その市場規模を4億6300万ドルと見積もられており、その利益の大部分はスポンサー収入となっている。ESLはイベントを通して競技的ゲームの成長を促進するためゲームパブリッシャーとも提携を結ぶ機会が増えているが、今後はそういった提携先とも連携してポルノブランドの参加を防ぐ仕組み作りを進めていくという。

ESLはeSportsに対して健全なイメージを追求

モザイク処置を行ったユニフォーム

モザイク処置を行ったユニフォーム

「ポルノ広告は我々の市場にとっては合法的ではない。我々はパートナーに対して厳しくドラッグでないこと、アルコールでないこと、ポルノグラフィでないことを要求している」とESLはコメントしている。

Team YPマネージャーのClaire Fisherは今回のESLの決定について失望しているとコメントしている。「言うまでもなく、この決定がTeam YPの成長を阻害することに失望しています」

Team YPは職場で見ても安全なチームとなるよう、ユニフォームからはYourPornの略称であるYPにモザイクをかける他、Google検索によってアダルトサイトへと誘導されることのないように様々な施策を行ってきていた。

Team YPはESLに対してYourPornについては一切広告的に表に出してきてはいなかったと弁解したものの、ESLはTeam YPをイベントから追放する決定を覆すことはなかったとのこと。

TeamYP

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