Microsoftは独占市場を形成しようとしている

Epic Gamesの共同創設者Tim Sweeneyは、「戦わねばならない」とMicrosoftと同社のUniversal Windows Platform(UWP)に対して強く批判している。

Sweeneyは、Microsoftが現在Windows 10向けに提供しているUWPにてWindows Storeが公式に認めたデベッロッパーのみがゲームを販売することのできる閉鎖的なプラットフォームを構築しようとしていると語っている。

The Guardianに掲載された特集では「Microsoftがこれまでに行ってきたことの中で最も攻撃的な動きだ」と警鐘を鳴らし、過去にMicrosoftが独禁法に違反したとされる事例よりもさらに規模が大きく、PC産業全体に対する侵略だと主張されている。

UWPはWindows 10の動作するすべてのデバイスで利用可能な共通アプリ・プラットフォームを提供するもので、デベロッパーにとって複数のデバイス向けのアプリケーションの開発を容易にするものだ。

強制的なWindows Storeの仲介

Sweeneyが問題視している点は、この機能を利用するためにはデベロッパーはWindows Storeで製品を販売しなければならないという点だ。MicrosoftはWindows Storeでの売り上げのうち30%を取り分として徴収している。

Microsoftの提供するUWPのこの仕組みは、消費者が完全な状態でソフトウェアをPCにインストールする自由を損なうものであり、デベロッパーと消費者の間に常にMicrosoftが仲介として立ち入ることは、デベロッパーにとって消費者との直接的な関係を構築するための権利を破壊するものだとSweeneyは批判した。

UWPを利用して開発されたアプリケーションはデフォルトでWindows Store外からダウンロードし利用することは不可能となっており、たとえデベロッパーが一時的に設定の変更によってWindows Storeを介さぬ提供ができたとしても、アップデートによってMicrosoftは常にその方法を遮断する可能性を持っているとSweeneyは指摘している。

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PC市場における自由な環境を望む

第三者のストアを介することなく消費者と直接的な関係を築き成功を収めた企業には、AdobeやAutodesk、BlizzardやRiot GamesにEAなど多くの有名企業が存在している。これはPCプラットフォームにおける開放性の力強さの象徴だ。

SweeneyはMicrosoftに対してUWPを通じてデベロッパーと消費者の間に、望まれぬ仲介人として立ち入ることをやめるよう要求している。Microsoftは近年ゲーム作品に関してWindows Storeでの独占販売攻勢を強め、市場の囲い込み戦略を強く打ち出しており今後の動きに注目したい。

Epic Gamesはゲーム開発環境”Unreal Engine”の提供元としても知られ、2015年には無償での提供を開始している。