石油ブームを凌ぐゲーム産業

スコットランドにおけるテレビゲーム産業は、すでに石油産業をしのぐ規模に成長していることがScottish Affairs特別委員会の会議にて明らかとなった。

BBCの報道によればスコットランドに位置するダンディー・シティで開かれた、国家の創造的な産業に関する会議にて判明した。

企業家のChris Van Der Kuylは会議にて、ゲーム産業が石油ブームを追い越す時機が到来していると告げ、ゲーム開発者に対するより良い支援体制の構築と投資を呼びかけた。

Chris Van Der Kuyl

Chris Van Der Kuyl

“Grand Theft Auto”など輩出

ダンディー・シティはイギリスにおけるエンターテインメント産業の約1割を占めるとも言われ、ゲーム産業における重要拠点としての役割を担ってきた。ダンディー・シティは”Grand Theft Auto”や”Lemmings”など世界的タイトルを生み出したRockstar Northや4J Studiosといった名門スタジオを輩出したことでも知られている。

Van Der Kuylが代表を務める4J StudiosはMinecraftのXbox向け移植を担当したことでも知られており、彼は「今こそゲーム産業について真剣になるべき時だ」と委員会に向けて語っている。

「我々は変化のペースがきわめて速い、これまで体験してこなかった時代に生きている。仮想現実と拡張現実がもう目の前まで来ている現在、ゲーム産業は5パーセントや10パーセントどころではなく数百パーセントの成長可能性を秘めているのです」

ゲーム産業が持つ力は北海の石油産業をスズメの涙に錯覚させるほどだ。この機会を逃せばスコットランドからは活気が失われていくしかないだろう。

国際的な競争力のためには海外の才能誘致が必須

委員会に出席したDr Jo Twistは、イギリスの行っている移民管理政策が才能にあふれる人材の発掘に悪影響を与えていると訴えている。

「国際的な競争力を維持し続けるためには、我々自身の才能のパイプラインを確保する以外にも海外からの才能を引きつけることができなければならない」

Dr Twist of UKIE

Dr Jo Twist