Steamに注ぐ愛情は金銭感覚に換算するとどれ程の金額か

現段階でPCゲーマーがSteamを愛していると言うのはおおよそ公平な意見だろう。Half-Life 2を遊ぶための存在であったSteamは、今や一大プラットフォームとして所有しているPCゲームほぼすべてを統一するライブラリとして機能し、新たなおもしろそうなゲームを探索する場となっている。

そのSteamに注ぐ愛情は金銭感覚に換算するとどれ程の金額だと言えるのだろうか。この疑問は「Steamライブラリにそのゲームを登録するためだけに一体いくらを支払うのか」と言い換えることができる。

ゲームキー販売業者では、同一のゲームでありながらSteam等どのプラットフォームに登録できるかで販売価格が変わってくる。今回PCGamesNG2Aのセレクトオファーを対象に比較を行っている。

比較するのはUplayとSteamのそれぞれのゲームキーだ。表記の単位は英ポンドで、換算レートは記事執筆時点では170円/£となっている。

  • Rainbow Six Siege
    Uplay: £36.20
    Steam: £50.30
  • Assassin’s Creed Syndicate
    Uplay: £25.99
    Steam: £33.64
  • Anno 2205
    Uplay: £23.27
    Steam: £38.23
  • Far Cry 4
    Uplay: £17.23
    Steam: £17.23
  • The Crew
    Uplay: £10.81
    Steam: £15.75
  • Child of Light
    Uplay: £4.99
    Steam: £5.46
  • Watch Dogs
    Uplay: £8.41
    Steam: £12.50

Steam税は約40%

『Rainbow Six Siege』においてはUplayキーとSteamキーの間では14ポンドもの価格格差が生まれており、それはUplayキーにおける価格の約4割近くを意味している。

この結果が純粋な価格競争の末の価格だとすれば、PCゲーマーにとってはSteamに登録するためならばゲームを4割増しで買うことになってもいいと考えていることを意味する。もちろんUplayがあまり使い勝手に関してあまりいい評判を聞かないといった点も影響しているだろうが、それはSteamと相対的に比べた結果であって、言い換えるとSteamが生み出した価値ともいえる。

この比較を踏まえるとゲームキー販売業者の視点からは、PCゲーマーはSteamに登録するためならば4割増しでゲームを買う風に見られているということになる。Steam税の税率は40%まで許容されるということだ。