批判を受けて「心が折れるようだ」

“Total War”シリーズの開発スタジオとして知られるCreative Assemblyは、ファンが予約特典DLCを嫌っていることを知って「心が折れるようだ」と海外メディアに語っている。

最新作『Total War: Warhammer』ではゲームの予約購入者向けに特典DLCを提供するというニュースに対して、多くのユーザーから圧倒的なネガティブな反応が寄せられていた。予約特典はゲーム内で使用できる勢力をひとつアンロックする内容で、特典を入手していない場合は発売後に追加料金を支払うことでアンロックが可能になる仕様であった。

Creative Assemblyはこのような試みを行ったことは初めてではなく、旧作『Total War: Rome II』ではGreek States及びVikings勢力について同様の展開を行っていた。Rome IIの際にはこの試みは大きな問題とならなかったが、その理由としては使用できる勢力の総数が多かったために、数種類が欠けたところでゲームに大きな影響を与えなかったことがある。

しかし今回の『Total War: Warhammer』では事情が異なる。前作と違いゲームに登場する勢力はわずか5種類に留まる。その上ロック対象となっていた勢力がコラボ元のWarhammer作品世界で最も突出した派閥である”Chaos”であったことも反発を強めた一因だ。

現在このDLCをアナウンスした公式トレイラーには40,000を超える否定的な評価が投じられている。

Creative Assemblyサイドからの釈明

クリエイティブ・ディレクターのMike SimpsonはこのDLCに対して多くの批判的な意見が寄せられた理由として、ユーザーが多くの金をむしり取るためにわざと本編からコンテンツを削り取ったと感じているためだとして、DLC”Chaos Warriors”が登場した経緯を説明している。

「我々はTotal War: Warhammerにおいて4つの主要なプレイアブル勢力を用意していました」とSimpsonは語る。「そして我々は”Chaos”について三部作の終盤にて大きな役割を持って登場させる計画をしていました。しかしDLCがなくとも我々はどうしてもメインゲームにChaos Warriorsを登場させたかった。しかし本編のリソースのみでそれは実現できなかったのです」

「予約特典DLCが”本編から削った内容”かどうか?私はその考えの正反対こそが真実であると思っています。我々がそれを予約特典に加えないならば、それは後ほどDLCとして後でリリースされたでしょう」

“Total War”シリーズのブランドディレクターであるRob Bartholomewは補足して説明する。

「我々は予約が信頼の証であることを知っています。そしてゲームへの関心の高さを知るのに非常に役立つ指標ともなります。予約特典はそんな我々に信頼を置いてくれたユーザーのためにありがとうと伝えるためのボーナスなのです」

ユーザーは予約をすれば無料でDLCが手に入るし、もし最終的にゲームが気に入らなければ払い戻しを行うことが出来ると強調した。DLCを入手しなくともAI勢力としてChaosは全てのユーザー向けに提供されるため、「ユーザーが負けることはない」と説明している。

『Total War: Warhammer』は2016年4月28日に発売予定。日本での発売は予定されていない。

via: Kotaku, EuroGamer

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