ベンチマーク結果の奮わないSteamOS

初となるSteam Machineの登場が控えた中、Ars TechnicaはSteam Machineに搭載されているLinuxベースのSteamOSのパフォーマンス調査を行った。調査はデュアルブート仕様のPCを用いてGeekbench 3を使用し行われた。

結果はほぼ全ての面においてWindows 10が優位な結果に終わった。Ars Technicaは当初『Fallout 4』や『Call of Duty: Black Ops 3』といった注目の最新作のベンチマークを行おうとしたものの、SteamOSではゲームがサポートされておらず調査できなかった。このことは、もし仮に新作のPCゲームをプレイしようと思ってSteamOSを導入したとしてもプレイできない可能性が高いことを意味している。

2014年中後期にリリースを迎えた『Middle-earth: Shadow of Mordor』や『Metro: Last Light Redux』で行われた。極端な差が際立ったのはウルトラ設定で行われた『Middle-earth: Shadow of Mordor』のベンチーマークで、Windows 10が34.5fpsで動作したのに対してSteamOSではわずか14.6fpsでの動作を記録した。Ars Technicaは全てのテストにおいて3回以上試行を行いその中央値を結果としているとのこと。

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またテストではValveが本来最大のパフォーマンスを提供できなければいけない、自社ゲームの『Dota 2』や『Left 4 Dead 2』などの2560×1600解像度環境テストにおいても、SteamOSはWindows 10を下回る結果となった。

今回の調査はSteamOSの最終的な能力を決定するものではなく今後様々なアップデートによって改善されるとは見られているものの、現時点においてValveのSteam Machineを助ける要因とはならないだろう事は確かである。

via:PCGamer, Polygon, Arts Technica