『The Flock』が語る本作の失敗

プレイヤーが死に続けるとゲーム自体も販売終了し終焉を迎える、ユニークな発想のマルチプレイホラー『The Flock』

The Flock』、ゲーム全体でプレイヤーが死ぬことのできる回数が決められており、残数がゼロになったときゲームのオンラインプレイ及び販売が終了する斬新な発想でリリースされたホラー隠れ鬼ゲームを覚えているだろうか。

「その時、その瞬間に立ち会った『The Flock』プレイヤーに劇的な終焉をお見せする」とゲーム開発者が自信を持って宣伝した『The Flock』。”その時”が来た後はオフラインプレイのみが機能するという大胆な作品が、リリース後に直面したのは「手痛い失敗」だったという。ゲームはほとんど売れず、レビューの評価も悪いものが目立った。

『The Flock』はどのような評価基準から見ても、失敗作となった。

本作のクリエイティブ・ディレクターとゲーム・デザイナーを務めたJeroen Van Hasselt氏は講演にて本作の失敗を語り、「メタスコアは33点」「ゲームの売り上げは3000本で赤字」「プレイヤーベースは死んでいる」などの得られた経験を伝えている。Hasselt氏は高い注目度を得られたことが自動的に売り上げにも影響していくわけでは無いと告げている。

『The Flock』の失敗は、Humbleなどバンドル販売やその他の格安の流通経路が開拓された現在のデジタルゲーム市場で、自分の作品に対して設定した販売価格と同等もしくはそれ以下の作品たちとの競合する戦いを見据えたビジョンの必要性を改めて強調する話となっている。

via: Ctrl500, Polygon

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