課税法案が提出された

アメリカのペンシルバニア州にて、暴力ゲームに対する 10%の追加税が検討されている。徴税されたお金は学校機関での銃撃事件を防止するための取り組みに用いられるという。

PCGamesnの報道によれば、法案はペンシルバニア州下院議員の Chin Quinn が提出した House Bill 109 に基づく。レーティング機関 ESRB が「M」もしくは「AO」に指定した作品に対して課税するというもの。(M:17 歳以上, AO:成人向け)

AAA 級作品がこの対象となった場合、60 ドルの作品が 70 ドルとなるとのこと。

法案について Quinn は「学校での暴力事件増加の要因の一つに、ゲームが挙げられる」と主張しているが、ゲームと現実世界での暴力に対する関連性について確固とした答えは出ていない状態であり、Fortune などメディアは否定的だ。

Quinn は 2018 年 10 月にも同様の法案を提出したが、成立に失敗している。